あけましておめでとうございます。瓜布ニュースです。
配信の正式再開は4月からですが、お正月ということで、特別に第39号を発行させていただきます!
なお、優ス商談相場など、指標等の発表はありません。ご了承ください。
TOPICS
真っ赤なおじいさん再び
12月12日、今年も真っ赤な格好のド派手おじいさんがMU島に出現しました。しかし店主達は出現を予想していたようで、おじいさんを訪ねたり襲撃したりするために、中には2ヶ月前から準備していた店主も居たようです。結局このおじいさんは誰なのか誰も分かりませんが、おじいさんは25日を過ぎると居なくなりました。
34時間限定イベント
12月30日17時、年末イベントが始まりましたが、市場に何の痕跡を残さず終わりました。理由は期間が短かったためで、MUさんでさえ妖怪「3分足りない」によって限定作業を消滅させられたようです。そして年末イベントが終了すると同時に、年始イベントがスタートし、スカルドラゴン様の所へ店主達が急いだようです。
特集記事 飾りツリー関連品の市場分析
読者の皆様、スノーメリーデイはいかがお過ごしでしたでしょうか。MU島が拓かれてから3回目ともなれば、前回と比べてもかなり市場の傾向は変化し、揺れ動くイベント関連品の相場に戸惑う方もいらっしゃったと思います。そこで今回の記事では、飾りツリーランスとその主原料となる飾りツリー、さらにその原料の木の実飾り、リース、ベル、とんがった木の計6品目について、クリスマス2ヶ月前から業者間取引市場の動きを(レポートで)追ってみました。
取引数量
まずはじめに取引数量の動きを下のグラフにまとめました。今回のデータによれば、本格的にイベント準備の取引が始まったと言えるのは、11月9日、10日辺りではないでしょうか。このあたりから、各材料の取引数量が1日1000個を超えるようになってきます。そして12月12日、イベントがリリースされると同時に、大量にモノが市場に流れ込んだのがよく分かります。取引が最も多かった19日には、6品目合計で20050個もの取引がありました。
個人的に興味深かったのは、19日に取引高がピークに達した後は、イベント中にも関わらず大きく数量が減っていることです。原材料の加工には時間がかかるので、イベント終了直前での駆け込み需要は全く発生しないようです。
またグラフでは見にくいのですが、イベント終了後の取引数量はとんがった木以外は大きく減っていて(28日のベルを除く)、また住民売りの数量もイベント中とあまり変わらないことから、ほとんどの店主さんが不良在庫が発生しないよう気を使っていることが分かりました。
販売単価
ここからは、完成品(飾りツリーランスと飾りツリー)と、原材料(他の4品目)について分けて考察していきます。
完成品
完成品の取引は、イベント前の期間はそもそも取引数量が少なく、試し売りのために単価が騰落している日もありますが、基本的には単価に大きな変動はありませんでした。
イベント中は、2段階で価格が大きく下がっています。1回目はイベント開始直後で、予め作り置きされていたモノが市場に放出されたためだと考えられます。そして2回目は19日以降で、買い手が減って供給過剰になったことが原因と考えられます。
原材料
一方原材料は面白い傾向が見られます。原材料の単価は、一度11月6日〜8日頃に急騰しましたた。その後、とんがった木は単価が半分近くになる一方で、他の3品目は17日頃にピークを迎えました。ここで、全期間でのリースとベルの単価には強い相関(r=0.82)があることも興味深い特徴です。
以下は12月のみのグラフです。イベント開始直後の値動きは品目によって違いがあり、リースは大きく値下がりする一方、とんがった木は大きく値上がりしました。その後はイベントの進行に伴って価格は緩やかに下落していき、12月21日頃にまた大きく値下がりして底値を迎えました。
なお今年のスノーデーイベントは、店主達の周到な準備により市場が飽和したとの見方も多かったですが、実際のところ、イベント後半での各品目の単価は前年とそれほど変わりませんでした。
結び
いかがだったでしょうか。2ヶ月に渡って市場を追跡すると、色々と面白い傾向が見られました。刻々と変わる市場に如何に対応できるかが、プロのSO2店主としての腕の見せ所なのでしょうが、到底私にはこの市場についていける気がしません。
今年1年、皆様にとってよいトレードができますよう、心より祈念して、この記事を締めさせていただきます。
編集者の独り言
特集記事、疲れました。充実した内容になるように頑張りましたが、もう当分やりません。
さて、今回の瓜布ニュースは特別号ということで発行させて頂きましたが、次の発行は4月頃になります。またTwitterの瓜布ニュースも1月5日を持って休止させていただく予定ですので、春まではしばらくSO2から離れさせていただく予定です。どうぞ次号の発行まで気を長くしてお待ちください。
なお、休止期間の間、冠者さんが「経済ニュース Byuun」を発行されているようです。各方面の市場動向が綺麗にまとめられているようなので、ぜひご覧ください。(私も楽しみにしてます!)
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