・第一節
そこでヌとムは主なる神に相談した。
「ムから話しかけたのがいけなかった。今度はヌから話しかけなさい」
・第二節
また同じようにモアイを回り、ヌが先に
「ああ何と愛しい少女だろう」
と言った。
・第三節
次にムが「ああなんて素晴らしい男性でしょう」
と言った。
・第四節
そうしてできた子がアムとアヌであった。
・第五節
アムとアヌとの間に沢山の子供が生まれた。子供たちは叫び走り回った。
・第六節
騒ぎにムはひたすら耐えていたがヌは耐えられなかったので子供たちを滅ぼすことに決めた。
・第七節
ヌの計画は、主から使われていた八咫烏の耳に入った。
・第八節
八咫烏の不吉な鳴き声によってイムは計画を知り、ヌを成敗した。
・第九節
イムは一族に奉仕させる働き手として、ヌの血液から人類を造った。人類は一族に奉仕するように定めた。
・第十節
イヌとイムは泥で家をつくり「ヌ」と名付けた。
・第十一節
「ヌ」の下でイヌとイムはウムを生んだ。イムは単独でウヌを生んだ。
・第十二節
ウヌは目が4つ、耳が4つあり、あらゆるものを見聞きし、口から炎を出すことができた。その素晴らしさを祝い一族は永遠の夜を踊り明かした。
・第十三節
騒ぎにムは怒り狂い、ゴブリン、オーク、トロール、ドラゴン、ミノタウロス、ヴァンパイアを造った。
・第十四節
ムが造った怪物の中で最も恐ろしいムアヌを第二の夫にした。ムアヌは「天命のまな板」を胸に飾り付け、全軍の指揮をとらせた。
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