ビン屋の独り言-009/孤高のガラス作り

2017/12/24

島中がやけに賑やかなようだが、今日も今日とて砂をガラスにガラスをビンに。
ついに鋳物師としての経験も「孤高」の称号を得るまでになったようだ。
こちらは細工師以上に「孤高」らしい。

なにしろ、細工師は他の店主に頼まれて杖を少し作った時期があったり、
駆け出しの頃は色草をすりつぶしたりと少しは他の作業での経験もあるが、
鋳物師はどう思い返してもビン作りを始めてガラスも自前で作るようになった以外に心当たりがない。
こっちこそ「鋳物師」とは名乗れまい。かと言って売りに出してもいないので「ガラス屋」というのもおかしな話だが。

優待期間が残りわずかなようなのでとりあえず店売りの一番安いのを…と思ったら
ちょうどエメラルド街の店に在庫があり他の作業をしている間に届きそうだったのでそこから買うことにした。
それにしても本当に優待券が高くなったものだ。
とはいえ島全体に出回るG自体が増えているので当然といえば当然ではあるのだが。
ちょうど作業予約を入れておいた分の作業は明日には終わるようだし、少し意識して貯めていたビンの在庫を放出するとしよう。
残った利益マイナスはスピードポーションを適当な注文に放り込めば問題ないはずだ。