わたくし、一番最初に勤めた仕事が、工場の生産管理業務でした
月の生産計画を作成して、工場と営業所をうまく潤滑させるお仕事なのですが
あちこちから怒鳴られまくって生きた心地がしなかったですね
そう考えると、このゲームって本当に天国だと思います
夜中だろうか祝日だろうが、作業指示をだせばタダでやってくれますし
自分の好きなように生産&販売を決めていいのですから
自分の思い出話はこの位にして、どちらにも共通する事ですが
一番危険なのは、製品が売れない事=死に在庫になってしまう事だと思います
仕入れの原料が高くなってしまったとか、競合相手が多過ぎて
販売価格を下げざるを得ないとか、危機に直面する事はあると思いますが
それらはまだ良い方で、もっと安い仕入れ先を探すとか、原料も自分で作るとか
ダメだと思えば、赤字覚悟で売り払って見切りをつける事もできます
しかし、そもそも売れないとなると、見切りを付けようにも付けられないのです
資金が潤沢なお店であれば、いつか使う日もあるだろうと思って
在庫にとっておいて、次の作業に取り掛かる事も可能ですが
そうでないお店となると、抱えた在庫を捌く事に必死になって
本来の業務がおそろかになってしまいます
奇貨居くべし、とは申しましたが、あくまでそれは余裕があればの話で
本来の事業がうまくいかなくなると言う本末転倒な結果だけは
あってはならないと思います
奇貨と言っても、誰も欲しがってくれなければ、死に在庫と大差ないのですから
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