住民売り考察日記㊸販売系流行による内部価値の変動についてその①

ハロー、歯車木工店#29915です('ω')
住民売り考察日記㊱販売系流行の正体を示唆するものにて、販売系競合は内部価値を変動させていることが示唆されました。

今回、同じ流行の影響を受けている商品同士で、相対内部価値がどれだけ変動するのかを調べました。

～結果～

• 同じ流行を受けている商品同士では、プラスの影響もマイナスの影響も、内部価値がより小さいアイテムほど、内部価値に対してより大きく変動影響を受ける。
• ただし、その影響量自体は非常に小さいため、競合の強さの逆転が起きる可能性は低く、狙うのは大変難しいと思われる。(誤差レベル)

１　調査方法

今回、材料には住民売り考察日記㊳内部価値は販売時の職種・業種のレベルで変わるか？にてRIV(相対内部価値)が1G単位で確定している商品を使います。

調査で利用する流行は「アクセサリ」流行です。基準品と対象品両方が影響を受けます。
他の影響を受ける流行（道具屋）が発生していない時に、のRIVの測定を行いました。
RIVを測定するため、半径3マス以内に他店がいない無競合状態で調査します。

当店の棚の状態

〇プラス流行
2021/11/20 12:15～20:30　トパーズ郊外で発生した流行を利用します。


(こぞう鋳造所#10353様作成の流行チャートより)

〇マイナス流行
2021/11/20 20:45～23:45　ミミ街で発生している流行を利用しました。

２　調査結果

　※プラス流行は流行中に1G単位までの測定が間に合いませんでしたので、確定した範囲内の値です。

調査時	RIV(相対内部価値)
通常時	879～880G
プラス流行時	837～840G
マイナス流行時	920～921G

• プラス流行時はのRIVが約40G減少した。（プラス流行なので、の価値が相対的により増加したと考えられる。
• マイナス流行時はのRIVが約40G増加した。（マイナス流行なので、の価値が相対的により減少したと考えられる。

３　考察

• プラスとマイナスでRIVの変動幅がほぼ同じなので、販売流行の影響はそのまま相反する内部価値の増加・減少の影響を与えると考えられる。
• 同じ流行の影響を受けているもの同士で、より内部価値が低いものの方が大きく内部価値変動を起こしていると考えられるが、RIV880Gに対して変動幅が40Gしかなかったので、流行による競合の強弱の逆転(V/P比の逆転)を起こせる機会は非常に限られており、実用性は薄いと思われる。
• 今後、流行の影響を受ける商品と受けない商品で、内部価値の変動がどれだけ発生するかを調べたい。

　販売流行が内部価値に影響を与えるだけのものであれば、来店回数そのものが増える訳ではなく、他店との競合に勝ちやすくなって来店を吸いやすくなるだけなので、商店街以外ではほぼ影響ないだろうなと思っています。
　流行のある商品・ない商品での内部価値の変動の大きさ次第ですが、結果次第では販売流行は「数字的に変動はあるものの、限りなくフレーバーに近い物」な予感もします。

追記：耐火煉瓦工務店#65122様に、仮に固定値で内部価値が変動しているとしたら、何Gの内部価値増減でこの結果が出るのか計算していただいたところ、13G強というあまりにも小さい数字になったため、これは何かしらの流行にかかる処理で発生した端数による差であり、本来の流行の効果ではないのでは？という話が出ています。

今回はこの辺で。バイバイ('ω')ノ