ハロー、歯車木工店#29915です( ᐛ )
住民売りの調査はスピポでかっ飛ばせる作業系調査と違って時間がかかる結構な地獄ですが、やる人が少ないため、新しい発見を開拓していくのはとても楽しいです。
今日は偶然の産物ながら、販売系流行(カテゴリ・業種流行)の効果を示唆する現象を観測できたため、それを記録します。
今後RIV調査をする人は、同一カテゴリ・業種商品同士であっても流行の有無に十分気を付けてください
- 販売系流行は対象となる商品の内部価値を底上げする効果が示唆される現象が観測された。
- 同一カテゴリかつ同一業種のアイテム同士であっても、内部価値が少ない商品を基準としてより内部価値が高い商品のRIVを測定した際、流行中は平常時と比べてRIVの低下が見られる。
- よって、対象商品が一律同比率で内部価値を底上げするのではなく、内部価値が元々小さい商品ほど、内部価値の底上げ効果の恩恵を受けられる(例えば、固定値によるプラス補正等)ことが推測される。
- その効果の大きさについては更なる調査が必要である。
1 何が起きたのか
まず、自分は盾カテゴリ公式品のRIV(相対内部価値)調査を行っておりました。
2021年9月4日午後、450Gに対してを4,500Gを置いた時に「おじさん」は4,500Gを選択しました。これは盾おじ仮説より、この価格の置き方ではの方がV/P比(価値対価格比)が高く、競合序列で上位と判定されております。
2021年9月7日21:36、同じ棚置きをしたところ、「おじさん」は450Gを選択しました。
はてこれはおかしい。
絶対内部価値が変動したのか?まさか市場価値が影響しているのかと市場価値を見たものの、の原料であるは値下がり、の原料であるは暴騰と、真逆の動きをしているのでこれは関係ない。
(まぁそりゃ、そもそも市場価格なんてプレイヤーでいくらでも操作できるものを内部価値の変動に使うわけがない。)
(参考)9月4日レポート単価)
((参考)9月7日レポート単価)
そこで組合の方の指摘で滞在街に盾の流行が発生していることが分かりました。
この流行は23:55まで継続しました(画像は↑↑が21:35まで継続ですが、そのまま↑流行になって23:55まで継続しています。)。販売調査を続けたところ、流行が終了してからは「おじさん」はを1度も買わず、9月4日と同様に4,500Gのみを購入し始めました。
こんな感じ。
この時、のRIVは平常値は少なくとも4,500Gだったのが、プラス流行時は少なくとも4,450G以下に下がっておりました。
プラス流行時にの内部価値が下がるとは考えにくいため、相対的にの内部価値が、流行により増加するの内部価値以上の伸びで、内部価値が上昇し、V/P比の逆転が起きたものと考えられます。
このため、販売の流行は商品の内部価値を増加させ、特に内部価値が低いものにはその影響は大きく、V/P比の逆転、つまりは競合における「序列=勝ち負け」を変動させうると推測されます。
2 補足
1か月以上断続的に公式品のRIVを割り出す調査を行っておりますが、第1関心住民が商品の選択を途中で変更する現象に会うのは非常に稀でした。
1度だけ、ハァイポーション21,875Gの調査で、それまでポーション280Gの方をずっと選択していた「おじいさん」が、夕方の最後の1回の選択だけ、ハァイポーションに切り替えた事例がありました。その時は何が起きたのか分かりませんでしたが、上記の盾の現象を受けて後から流行を調査したところ、2021年9月3日は9:05~18:15まで「薬」カテゴリのプラス流行が起きていたことが分かりました。
「おじいさん」がハァイポーションに選択を切り替えたタイミングが何時だったのかは記録が残っていませんでしたが、夕方遅めだったのは確かなので、流行が終わったことでポーションからハァイポーションに選択が変わった(V/P比が通常に戻った)可能性があります。
この薬の事例についても、「プラス流行時は内部価値が低い商品がV/P比の逆転を起こしやすくなる」という点で、盾の事例と同じことが起こったのではないかと思います。
これらの事例は、①流行の切り替わり時に②流行の対象商品でRIV調査を行っており③流行の前後で第1関心住民が商品の選択を行っており④偶然、比較対象の商品の値付けが平常時のRIVに非常に近く、流行によりV/P比の逆転が生じる範囲の中にあった。という偶然がないと発見できないものであるため、凄い良い発見が出来て良かったです。
今後のさらなる調査により、販売流行の影響の大きさが分かると予想されます。
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