ハロー、歯車木工店#29915です。
レシピの価値計算については、2022/6/20アプデ以前の調査で、大体下記のような計算式であることが分かりました。
((材料価値合計)×難易度付加価値倍率(段数による変動あり)+難易度固定価値)÷レベル最大時成果量
さて、2022/6/20アプデ以降には、段数の多いレシピは売れにくいという話題が出ました。
確かに、以前だったら高い内部価値を持つ計算になるレシピが、内部価値が低いはずの公式品よりも売れないような状況を確認しています。→住民売り考察日記68
色々な推測が立っていますが、その中の1つに、「段数が高いことで、売れにくくなる補正が付くのではないか?」という話がありました。
なので、今回は材料価値がほとんどなく、固定価値のみの派生3段レシピを用いて、段数が進むと売れにくくなるのかを調べることにしました。
1 実験材料
今回、3つの「簡単(付加価値倍率1.0倍、固定価値1,280G)、大量、屋内」レシピを作成しました。
レシピ名 | 材料 | 成果物1つあたり推定RIV(カテゴリ横断基準) | 成果量/回(データ数約25の平均) |
薄めたクイポ | 水1、クイポ1(両方道具) | 42 | 31.0 |
すごく薄めたクイポ | 水1、薄めたクイポ1(両方道具) | 39 | 33.2 |
超薄めたクイポ | 水1、すごく薄めたクイポ1(両方道具) | 45 | 29.0 |
クイポは販売不可のため、過去の調査結果から内部価値はほぼ0と予想されています。
そのため、どのレシピでも含まれる材料由来の価値は4~7Gのみで、残りは固定価値1,280G由来となります。
もし、レシピが段階により、売れ行きに違いが出るならば、固定価値を含めて、段階そのものにマイナス補正がかかっているかもしれません。
各レシピについて、調査対象レシピを500Gまたは1,000Gで4枠置き、残りの4枠は公式品のポーション2,800Gを4枠置くことで、住民によるレシピとポーションの選択割合を比較しました。
棚単価(実験①) | 棚単価(実験②) | |
ポーション | 2,800(V/P比0.10) | 2,800(V/P比0.10) |
薄めたクイポ | 500(V/P比0.08) | 1,000(V/P比0.04) |
すごく薄めたクイポ | 500(V/P比0.08) | 1,000(V/P比0.04) |
超薄めたクイポ | 500(V/P比0.09) | 1,000(V/P比0.04) |
2 実験結果
レシピ | 選択データ数(500G) | 選択データ数(1,000G) |
薄めたクイポ | 398 | 479 |
すごく薄めたクイポ | 386 | 411 |
超薄めたクイポ | 334 | 398 |
全住民による選択割合は以下のとおり
(流行下のデータは除外)
3 考察
多少、選択割合にバラつきはありますが、段数が増えるほど選択割合が悪化するような傾向は見られませんでした。
そのため3段目までなら、段数が増えると固定価値量も減少するとか、問答無用に選択割合が悪化するとか、そういったナーフが入るわけではなさそうに思われました。(ただし、今回の調査では材料価値がほぼないレシピで調査しているため、材料価値に対して、段数によりナーフ補正が入る可能性はまだあると思います。過去の調査における段数による付加価値倍率減衰ナーフのように。)
また、過去の調査結果から試算したRIV(相対内部価値)であるならば、レシピ500G置きでも、2,800G置きポーションの方がV/P比が高いはずなのですが、どのレシピもポーションより選択割合が高くなる結果となりました。
このことから、2022/6/20以前の環境よりも、「簡単」難易度のレシピの固定価値量が強化された可能性があるのでは?と思いました。
(弱いレシピの価値の底上げ)
憶測ばかりですが今回はこの辺で。それでは('ω')ノ
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