・第一節
一族が立てたモアイが地上を埋め尽くしたのでウヌは一族を二組に分け、地上と冥界に割り振った。それぞれ地上と冥界を管理するように定めた。
・第二節
人類が繁栄し、一族は労働の苦しみから解放されたので、一族たちは最後の奉仕とばかりに泥をこね粘土をつくり、ウヌのためにその宮居「ム」を400時間がかりで完成させた。
・第三節
その3日後に大いなる一族が一堂に会し戦勝を祝う大宴会が開かれた。ミミたちの音楽が流れる中、魂のビールが振る舞われた。
・第四節
ウヌを称えアム、アヌ、イム、イヌ、ウム、イヌア、イヌイ、イヌウ、イヌエ、イヌオ、イムア、イムイ、イムウ、イムエ、イムオ、この全員から称号が与えられた。
・第五節
15番目にイムから最大の称号「ルイパナ・スィキズオ(全国土の主)」が呼びかけられた。
・第六節
これを聞き祖父のアヌは大いに喜び叫んだ。
「父祖らの栄光を背負ったこれらの名前を戴いた我が子。彼こそ、余の指揮すべてを執行すべきなのだ!」
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