概要
この実験はさいく予想の衝動値の概念に基づいて、住民の行動を制御し店内のより高額な商品を買わせるものだ。この実験はそれぞれ一度しか行っていないため未だ確実性が低いと思われるものの、非常に顕著な結果が現れたのでそれを報告したい。結論から言うと実験は成功し、利益をおよそ2倍にすることに成功した。別な商品で追試するなりしてくれることを望む。
目的
さいく予想に基づいて、まとめ売りを設定することで売上が変わるのかを検証する。
方法
次のように棚を設定し経過を確認する。まとめ売り設定をしたものとそうでないものの結果をとって比較する。なお、本実験は砥石(仕入れ値100g)のものを利用し、12h30mの時間で行った。多少の終了時刻の際は無視する。(下図参照)
(上がまとめ売り設定なし。下がまとめ売り設定あり。)
結果
下の画像をご覧頂きたい。
(上がまとめ売り設定なし。下がまとめ売り設定あり。なお、下の図の一番下の棚は誤って一度回収してしまったため、本来売れた量は50-15の35個であることに注意していただきたい)
まとめ売り設定を行わなかった方をA、まとめ売り設定を行った方をBと呼称する。
Aはより安い110gの方がより売れている。対してBは、110gのものがまとめ売り設定がなされているため住民は110gのものには手を出せず、140gのものがAよりも遥かに多く売れている。
ここで、販売税を7%とした際の利益と売上の表をご覧頂きたい。
売上 | 利益 | |
A | 8460g | 967.8g |
B | 10360g | 2234.8g |
B-A | 1900g | 1267g |
このように、明らかな売上・利益の差が認められる。
考察
AとBの売上・利益の差は衝動値によって説明できる。住民はある店に訪れた時、同一商品に関して安い順番で品定めをしていく。通常多くの住民が110gの商品で衝動値が閾値を超え購入するところ、まとめ売り設定を行っていたためにその棚から商品を購入することができなかった。そのため次点の140gの商品を購入したのではないだろうか。
概要でも書いたが、この実験はA、Bともに一度ずつしか行っていないため未だ正確性には劣るが、1900gの売上の差は砥石にして19個分の差異であり、これが誤差であると言うのは無理があると考えている。また、この現象は広く一般に言えるかどうかも不明なので、他の商品での追試も試していきたい。
終わりに
この実験は、普段私に砥石を供給してくれるあらいぐまさんのためのものだ。依然として石工師は儲けが少ない職であり、なんとか救済されてほしい一心である。この実験により砥石のNPC売りがはやってほしい一方で、時給計算をすると178.8gほどしか棚置きの時給がなく、やはり弱いままだ。今後はこの実験の追試をしつつ、利益が最大になるような置き方を追求してみたいと思う。
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