ごきげんよう、ごきげんよう。まだ見ぬ方々へ。
面白そうだと入った先が周回遅れのレース会場なのはよくある話ですが、そんな中で悩みながら早くも開店2週間が経過しました。資金はもうすぐ100万。
今は燻製肉を収益ベースに売り物をあれこれ考えているところです。
ここに書き付けるはこれまでの思考錯誤の道筋、という名目の怪文書。
いずれこれを書いた未来の自分が見るときも、より良き読み物であらんことを。
なぜそれを選んでしまったのか
まず「何か一つ二つに業種を絞りたい」というプレイコンセプトがありました。
作業時間がレベルに直結するシステムなので、満遍なく上げるよりは確実に収益を得られる部門を早く確立しておきたいという思惑です。
後発であれば尚の事、自分の武器を早急に用意する必要があります。
……そうだ、細工師しよう。
それを思い付いたのは始めて間もなく、格安の絵付け皿を手に取った日のこと。
細工師について軽く調べて、まずはビン作りがいいらしいという情報を足蹴にして結局焼き物をこね始めてしまったわけです。この皿はいいものだ。
- 作ったものを売るという基本システムをまずは理解するために、PC間取引中心になるであろう品目にはあまり手を出したくなかった
- 立地条件に大きく縛られる一次生産は、色々な勝手が分かるまではなるべく避けたかった(これが無ければ間違いなく土を耕してました)
以上に加え、売り物の選択肢が一番広そうなのが細工師だったわけです。
焼き物はもちろんガラス細工に骨細工、道具や楽器、将来的には杖から魔石を抽出したり焼き直したりも出来る。ンンーすばらしい。
ビン作りを拒否したのは、ガラスを買ってビンを売ると採算が取れなさそうだったのが主な理由です。あとTier1嫌いなんです。
原料カテゴリが住民用にあまり美味しくないのを実感するのは、少し先の話。
他にもコンポーマンの将来性など様々な思惑はあったわけですが……。
やー、絵付け皿売れませんね。
在庫を抱えながらチマチマ作った道具を横で並べて糊口を凌ぐ日々。
もう全てDIYしていってしまおうかと思い詰める瞬間すらありました。
需要チェーンの切れ端にしがみ付く瞬間
街の雑談や他SNSで情報を集めることしばし。
……どうも現在は、魔石を中心に経済が回っているように見えます。
Lv地図集めをする討伐系勇者の主な収入源で、杖をはじめ貴重なマジックアイテムの材料であることからなのでしょうか。
この流れがあるとすれば、一定以上の需要が見込めるのが各種サプライ。
梱包した装備セット、ポーション&エーテル、そして水と獣肉の燻製。
そう、燻製肉。ここからなら素人でもアプローチできそうです。
PCによる買い支えも期待でき、かつ食品なので売れ行きも悪くない。
食用獣から加工すると、革装備も作れて梱包で道具屋も活きてと良い感じ。
回り出す在庫、回らない皿
早速取り入れたら収支状況が劇的に改善しました。ざっと勘定しましょう。
現状で高めに見積もって、1作業あたり道具抜き原価が3500。
平均7個できた燻製肉が税抜740ほどで売れているので、作業1時間での利益は
- 740×7-3500≒1700G
作業1枠で燻製した分を売りきれれば、1日あたり4万の黒字になりますね。
※収支の見積もりはこんな感じでいいんでしょうか偉い人。
作業1枠棚1枠で4万/日の利益が出るのであれば、販売特化でない非優待3枠の商店でも事業税に届きやすくなったのも頷けます。
値段を下げざるを得ない場合、販売700G↓あたりで撤退を考え始めましょう。
PC向けにまとめ売りで処分してもいいですし、食用獣から加工して原価を抑えたり革装備セットのために革をキープしておくのもいいかも。
あとは、地味に溜まってきた獣の骨。
細工師に拘るなら本を買って鎧や盾を作るのも良いですが、石工や農家の入口として剣や肥料に加工するほうが無難かもしれません。面倒ならそのまま処分。
焼き物は収まるべき立ち位置へ
これで、少ない作業時間で十分な収支を得る手段が出来ました。
あとはどういう作業で商店の方向性を固めていくかです。
黒字さえ確保すれば、同じものを作っても在庫を抱えることが可能になります。
例えば絵付け皿なら、売れ行きが悪く抱えた在庫を材料に更にアユの塩焼きを焼いたりできるのです。
高次の物を売りに出すことでより高い棚利益が出せるようになり、トレーニング目的の赤字事業にだって手を出せるようになることでしょう。
さぁ思う存分土をこねていきま……何で木工細工入門を書いてるんですか私。
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