さいく
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伝え方とか

通常のセクレタリに公開しようかとも思ったのですが、とりあえずブログにするーんだ。

以前こんなツイートをしました。

 
割りと反応もあったし、エセ講座を開こうと思い立ちました。SO2でも、現実でも使えます。たぶんね。

相手の状態を考える

とりあえず分かり易くする為「自分が相手に何か物を売る」というケースで考えます。

宣伝前、相手は商品のことをもちろん知りません。それは誰でも分かります。ここでやってしまいがちなのがメリットを伝えること。

「これはとても素晴らしい品質です」
「コストパフォーマンス抜群です」
「宝くじはあたるし彼女もできます」

最後のが事実だと売れてしまいそうですが、これらはあまりよくありません。品質を求めているひと、コストパフォーマンスを求めているひと、彼女がほしいひと、尚且つそれを自覚しているひとにしか刺さりません。そもそも商品のコンセプトはなんなのか、まるで分かりません。

スマートフォンが出る前にスマートフォンがほしいというひとがいないように、相手は何も知らないのです。仮に既存のものだとしても所詮門外漢、素人だと理解しなければなりません。正しい知識はなく、むしろ誤解や曲解にまみれています。

その商品が何故「お前に」必要なのか。まずそれを理解させる必要があるのです。でないと正しいメリットも伝わりません。そしてそれが出来れば、その必要さを訴えるものをきっかけに必要になるひとも出てきます。ニーズの掘り起こし的な。

売りたい対象に伝わるように伝えられることは、本来欲しがっていなかったかもしれない対象を売れる対象にすることにもつながるのです。

じゃぁ何すればいいの?

伝える順番に気をつけるだけで劇的に改善します。まず現状。相手は自分のことすら知らないのです。

女の子を可愛く写真に撮りたい、と思ったとしてもカメラに明るくなければ何をしていけばいいか分からないし、中途半端に詳しいだけだと、分かったつもりになってるひともいます。

そして世のユーザーと呼ばれる連中はそんなのばっかりです。なので扱う側として、プロとして正しい現状を伝えるのです。お前は今こういう状態なんだよ、と。

なんでそうなってるかも知りません

現状を伝えられてなお、相手はその原因にたどりつけません。つまり原因を伝えます。現状とその原因をこれで理解出来ました。

それがまずいことも分かっていません

当然です。現状も原因も分かっていなかったやつが、それがまずいこと、不利益であることを知っているはずがありません。

こんなに素晴らしい商品があり、これによりQoLは爆上げ、ないと取り残される。という状況も、情報に正しく触れていなければ分からないのです。現状、その原因。そして自分の置かれている不利益な状態を理解できました。

そろそろ商品のこといっていいでしょ

となるのが愚か。何故その商品が解決になるかも分からないのです。つまり対策を教えてあげます。

この、対策と商品をわけられるかどうかは非常に大事で、対策を伝える際に出さなくて済むなら商売っ気は極力出さないのがいいと、個人的には思います。

「それにはこうすることが必要なんですね」
「それを簡単にするのがこの商品!」

という順番が大事なんです。

漸く商品の説明をしてください

長かったですね。でもこれが王道です。

商品の性格によっては、一般的に正しい知識を既に有し易いものもあると思うのでそういう場合は途中をはしょれたり、あえて順番を変えることもあります。ただ提案していくときは相手をゼロとして考えますのでこの理解が必要になります。

コマーシャル、通販、カタログなどをみてみましょう

大体こういう順番に翻訳することが出来ます。そうしないと伝わらないのを分かっているからです。SO2でも何かのムーブメントを起こしたいのであれば、アイディアだけではなく伝え方に工夫していきましょう。

  
有名どころではスティーブジョブズのあいぽん演説なんかは非常に上手に行っていますので、この知識をもとにみると違った見方が出来るかもしれません。

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