とあるミミ星人作家の覚書 17/10/19

　これまであまり深く考えずにプレイしてきた（利益は出てるし大丈夫かなと）のだが、そろそろ腰を据えてプレイしていこうかと思う。
　というわけで、現在行っているプレイでの時給を計算する。
　物価（特に原料）は現在のものより若干高めに見ておく。一定せず常に多少振れるものだしね。

　店舗はアトリエ。立地はミミ星人街。
　本と地図を書きつつ並行してミミ星人を孵しまくり、暇になったら演奏会を開いている。
　世話はしない。屋外作業なのと、得られる成果物の種類が多すぎるために倉庫を圧迫するからだ。
　このたび作家と行商が7、畜産が6になったのでそれなりに稼げるようになっているはず。

　まずはペンと紙から。
　……そこから作るのかよ、と上級者には突っ込まれるんだろうなこれ。仕方ないじゃんこのプレイ始めたタイミングで素材とペンの値段が爆上がりして、倉庫に貯めに貯めてた素材でなんとか下積みを耐えてた頃の癖が抜けないんだもん。
　色草が12Gくらい、これを22時間ちょっとかけてすり潰すと市場価格20Gの顔料が590個できる。この作業に要する費用は12×500=6000Gで、仕入れる場合の費用は11800G。利益は6000Gぐらい出る。時給は5800/22=272Gなので乳鉢を多少消費することを計算に入れても利益は出る。ショボいけど。

　次に、この顔料と市場価格13Gの羽それぞれ250個を22時間かけて市場価格32Gのペンを500本を錬成する。
　作業に要する費用が(20+13)×250=8250G。仕入れる場合の費用が32×500=16000Gで7750Gの利益が出るから、この作業の時給は7750/22=352G。微妙。
　じゃあ、次は紙……水と木の枝はどちらも15G、紙が33Gか……ペンよりはマシレベルだな。どんぐりの背比べ。五十歩百歩。
　自給自足しても損はしないけれど、今更感がヤバい。

　ここからメイン商材である本に移ろう。
　薬調合入門。22時間の作業で薬草18000G分ぐらいが平気で吹っ飛んでいく。アホかと。
　でもペンと紙で節約した分で十分にお釣りが来ると考えると言うほど高くは感じない。ごめんよ今更とか言って。
　一回で作成できるのは45冊ぐらい、市場価格は550～600Gぐらい。立地の関係か案外NPCにも売れるので無理に最安値を狙う必要はない。
　600Gで売ると45×600×0.9=24300G売り上げるので……費用が紙とペンを市場価格で計算すると(32+33)×50+18×1000=21250G。利益が3050G。顔料以下かよ。止めたら？この仕事。
　実際には45冊もできることはあまりないし、ここから税が引かれると考えるとほぼボランティアである。薬草の値段が1G下がるごとに900G利益が増えると考えると、薬草を13Gぐらいで買えないと割に合わない。

　気を取り直して木工細工入門。
　なぜかは分からないが値下がり起こして500G割るのが常態化してるから嫌な予感しかしないぞこのヤロー。
　丸太は40Gだから材料費は(32+33)×50+15×500+40×50=12750G……マジかよ薬草単品より安いじゃないか。
　500Gで売ったときの売り上げは500×45×0.9=20250Gなのでこれでも十分にペイできる。普段は550Gで売っているから550×450×0.9=22750G。
　利益は22750-12750=10000Gだから時給は454.54545…G。ペンよりも良い。というか引き合いに出されているのがペンという現状がおかしい。

　初級本シリーズラスト。革細工入門。
　獣の皮は50G。どうでもいいけど皮と革を明確に区別してるくせになんで皮で革細工の本が書けるのか……いや、これを言ったらゲームバランスが変わりかねん。やめとこ。
　材料費は50×250+(32+33)×50=15750G。市場価格は600Gなので600×45×0.9=24300G。利益が8550G。時給は388G。
　木工細工入門と比べるとダメだけど、薬調合入門が酷すぎてもうどうでもいいや。あいつ1スタックで1回しか作業できないんだぜ？こっちは4回できるのに。

　ちらりと計算してみただけでもなかなか理解が深まる。次から薬調合入門値上げしてやろう。