思ったことを番外編として書いてみる。誤解を招きかねない視点があることを最初に謝罪します。筆力不足、本当に申し訳ない。
2200日建国記念and6周年記念にて、引換券やスピポ、優待券などの大幅な値崩れと、寄付イベントによるスタック単位の公式品不足が発生した。
引換券やスピポは、「ログインボーナス及び各種行動」により付与され、優待券は「G獲得行動としての販売行為の激化」の為に市場に氾濫した。コイン騒動もあり、いわゆる「資産アイテム」が軒並み下落したのではないだろうか。
その反面、一部公式品はスタック販売がゼロ、薬草に至っては「一時1業者による1枠の端数提供のみ、注文が26件発生」という驚愕の事態となった。
これを書いている私自身も、「公式品専門店」を名乗る以上、影響を受けた立場であり例外では無い。いや、正確には良い意味と悪い意味の両面を享受したといえる。
良い意味では、「図らずも転売行為が生じることによる利益増」である。最初にお断りを入れたいが、初めから転売行為に手を染めたかったわけでは無い。そこははっきり断言できる。しかしながら、他の業者から仕入れて住民から口銭をとるやり方すら転売行為になってしまったのである。住民価格による販売においても業者買いが発生し、それは横行していた。気がつけば平常時において業者から購入されない価格帯が、最安値及びその近辺になっていた。「はじめからレシピ品を売れば防げた」と言われれば、その通りなのだが、公式品専門店を名乗る以上、それはできない。謝罪代わりに紙束とペンを後日赤字価格にて市場に放出した。せめてもの罪滅ぼしのつもりだと、謝罪の意思を表明させて頂きたい。
悪い意味では、私の把握できる限り、ほぼ全ての商品価格が暴騰したことである。とりわけ原料価格暴騰は周年イベントが終了した現在も、完全には鎮静していない。価格が2.5倍などはざらにある。そして、注文がどんどん出されている。私自身も「木の枝、水、丸太、薬草」といった「木工師、錬金術師」作業の商品を注文した一人である。有難いことに平時より少し割高な程度で購入出来た。勿論、ここでも上記と同じだが、原料販売者が利益放棄することを私は願ってはいない。ここで多額の利益を獲得したいというのはごく自然な願望だし、何ら恥じることでは無い。寧ろ、地図及び消耗品を持って薄利販売を行なって下さる普段の原料販売者が利を得るのは「一種の反動として必要」だと思う。それに、価格破壊行為による犠牲的な精神によっても、即市場から無くなり、相場が揺るぎなく横たわるのは、想像に難くない。
つまり、平時ならば「資産向け公式品アイテム>G>その他消耗系公式品」だったのが、イベントによって「公式品全般>G>資産向け公式品アイテム」へと逆転したのではないかと私は感じるのだ。実際に、井戸端にも上記の件は数日間に渡り議論されていた。
優待券やスピポによるリアルマネーの投下は「MUTOYS国に対するジャポーン国?からの外貨獲得」という一面があるのでは無いか。「需要増による良いインフレ」及び「原価多段階蓄積による悪いインフレ」が両面から生じていると思われる。実際に井戸端に上がった意見として、下記の現象が生じていることが話された。「原料を取りに行く為の地図が無い、地図を書くためのペンや紙束が無い、ペンや紙束が無いために、顔料や水、木の枝、乳鉢などが無い……(以下スパイラル)」という内容である。
しかし、ハイパーインフレともいえる、MUTOYS島の現在の現象は本当に悪い側面しか生じさせないのだろうか?私にはここにも両面があると考えている。上記に上げた悪い側面はあくまでも短中期的な影響だと考えるからだ。あくまでも時間を「イベント前からイベント直後」に絞るならば、売り抜いたプレイヤーが存在するように、一種の「イベントバブル」とも言えるし、その反転による「急転直下による過度のスタグフレーション」なのは間違い無いだろう。しかしながら、神は「公式品の相場価格リセット」も敢えて視野にお入れになられているのかもしれないと私は考える。つまり、需要側による価格決定権が供給側へとバトンタッチするのではないかと考える。すなわち、「過度な値下げ競争を定期的にリセットする自浄作用」をもたらしているのでは無いかと、私は感じるのだ。
とはいえ、MUTOYS島によるこの現象はしばらく続くだろうし、中には一時の私のように「資産アイテムを手放さなければ、市場調達資金が捻出できない業者の存在」も存在するだろう。
ここまで考察してきての結論が「インフレ解決策は、各々の良心によるRPによる、地道な立ち上がりである」と言わざるのを得ないのは、非常に恐縮である。私自身の能力不足による解決作不捻出ならば、それも謝罪しお詫び申し上げたい。しかしながら、私はこのゲームを愛しているし、他の業者のことも「短期的にみれば時に利益を取り合う関係といえど、長期的にはみんなでMUTOYS島を盛り上げる仲間である」と考えている。
これを読んで下さった業者の皆さんと同じく、私自身も「サファイア街の東辺境にある草原地帯に居を構える業者」である。地道な道のりになるとは思われるが、きっとこのスタグフレーションを解消できると信じている。やや大仰になってしまったが、良きRPを一緒に楽しみましょう。
コメント
コメントにはログインが必要です