“のんべえ”のLizaです。
今回はこだわりのラム酒について、原価の赤裸々な部分も含め語って行こうと思います。
テーマは、ラム酒って儲かるの?です。
やかましい文章ですが、それでも良ければ暇つぶしにどうぞ。
原価計算
「こだわりのラム酒を作る」作業に必要な材料は以下です。
だれがこだわっているのかわからないラム酒を作ります
これらの材料は、気まぐれな妖精 を除き、確定消費です。
妖精さんはおよそ20%の確率で過酷な労働に堪えかね逃走を図ります。
作業の成功率は約60%です(参考:調理師Lv9~のデータで、成果量125/208)。
作業成功1回につき1本しかできません。Ⅱ作業? そんなものはない。
上記を鑑みて、軽く原価の計算をしてみましょう。想定した物価は2023年12月あたりのものです。
材料は全て市場で揃え、注文などで安値の購入や、自給をしないものとします。
1妖精
100,000G×0.2=20,000G
200㏄
200G×200=40,000G
200瓶
700G×200=140,000G
200杯
80G×200=16,000G
10本
200G×10=2,000G
【合計】 218,000G
【原価】 218,000G×10/6=363,334G
ということで、1本あたりにかかる原価は363,334Gでした。
材料費の合計を見ると、の値段が占める割合が高いことが分かりますね。どこかにタダで転がってないものか。
あくまでこれは高めに見積もった数字であり、例えば、
- を注文により安値で入手する
- を自給する
- 妖精さんが逃げないことをお祈りする
ことで、なんとかかんとか原価を抑えることが可能です。実際、自分は原価を200,000Gほどにできています。
ですが今回は、この原価をひとつの指標として、儲かるか否か考えていくことにします。
Q.ラム酒って売れるの?
A.売れません。
市場にはよく、100万Gほどで並んでいますよね? これが全く売れません。
ゲーム内のレポートを参照しても、一週間にひとつ売れていればいい方です。
それもそのはず、から派生する作業は、「ロイヤルポーションを調合する(Ⅲ)」「サイクロプスと飲みくらべする(Ⅱ)」「お祝いグッズを梱包する」「こだわりのラム酒を飲む」の4つしかないのですから。
前者2つについては詳しくありませんが、あまり割の良さそうな作業とは思えません(直感)。
お祝いグッズを梱包する作業で需要がありそうですが、お祝いセットを作れる人は、同じ調理師作業である七面鳥の丸焼きと一緒に自作している可能性が高いと推測します。
つまり、市場にあるを買う人は、前者2ついずれかの作業に使うか、酒を直飲みする酔狂好奇心を持った人しかいないのです。
セールして安値で販売すれば売れるかもしれませんが、いくらで置けば確実に売れるといった安定性に欠けるので、それは考慮しないものとします。
ギフト券の価値
おいおい、それじゃあどうするんだよ。売れなきゃ儲かるわけないだろ。弁護士をよべ!
ご安心ください、ちゃんとした換金手段があります。先に紹介した作業の、「こだわりのラム酒を飲む」により、をギフト券に変換しましょう。
酔っぱらったことでどうしてかがポケットの中に入っており、1度の作業で平均して2枚ほどが手に入ります。どうして対応職種が錬金術師じゃないんだろう。
以上から、=2枚という構図が成り立ちます。
はおよそ25万Gで市場に出ていることが多いので、は約50万Gほどで売却できると言えそうです。
また、は素晴らしいことに換金性が高く、日に1本も出ない酒と違い1日で100枚以上が取引されることも珍しくないようです。
注文も絶えず出ており、これなら売れない在庫の山を抱える危険はありませんね。
ここで、最初に求めたの原価から、儲かるか否かを判断してみましょう。
販売額500,000G×販売税0.9-原価363,334G=利益86,666G
……あれ? 安っす。
こだわりのラム酒を作るにかかる作業時間は720分です。作業成功率60%を考慮すると、1本のが出来上がるまでには1200分=20時間かかることになります。
上記の利益をこの時間で割って時給換算すると、時給4,334Gと出ました。酒を飲むのに30分かかるので、実際のところはさらに低下します。
この時給を高いと見るか安いと見るかは読者にお任せしますが、個人的な感想では、すああまでもこねて売っていた方がマシに思えますね。
しかし!!
ギフト券には多種多様な使い途があります!!
中でも代表的なものは、優待お試し券と引き換えではないでしょうか。
この作業により、から入手した20枚を優待お試し券へと錬金します。
皆様ご存じの通り、月初めは優待状態で受け取れるスピードポーションの数が30本となるので、月初に合わせて使うのが鉄板です。ログインを忘れなければ、翌日も追加で3本のを受け取れます。
つまりどういうことか。
10本=20枚=1枚=30本
月初に限り、このような式が成り立ってしまうわけです。
1本がおよそ30万Gで売却できると仮定し、1本あたりの利益を再計算してみます。
販売額900,000G×販売税0.9-原価363,334G=利益446,666G
時給換算する意味があるかはともかくとして22,334Gです。こねてる場合じゃねぇ!
よって、を月初に使う獲得のみに消費する場合、原価の倍以上の利益が得られることが分かりました。
なお、月初以外の使用、3本の獲得に使う場合、利益や時給を10分の1にしましてより劣ります。
申請書から行う優待お試し券の発行を申請するに必要な金額は6,188,000G(ルビー街在住)。
市場で買ったから行う優待お試し券と引き換えに必要な金額は5,000,000G。
自作したで行う優待お試し券の錬金に必要な金額は3,633,340G。
別途作業時間を必要とするので当然と言えば当然ですが、最後のルートが最も安くを獲得できます。
私はこのルートで入手したのことを、優待こだわり券と呼称しています(どうでもいい情報)。
問題点
優待こだわり券は儲かっているように見えて、穴があるというのもまた明らかです。
- 月初しか使えない
- ので作りすぎても利益化に時間がかかる
- 常時優待のVIPな店主に関係がない
ざっとでもこれらの問題が挙げられます。どれもシステム上、回避が不可能なものです。
優待お試し券と引き換えではなく、優待券と引き換えを目指せば問題が解決しそうなものですが、月に250本のを製造するのは1日に8本ペースで酒瓶を空ける店主の健康も含め正気の沙汰でなく、また2023年12月後半現在の交換レートでは=280本であるため、そちらの方が安く済みます。
結論
常時優待でない、かつ月ごとに10本ほどの製造まで、こだわりのラム酒は特に儲かる。
まとめ
は棚に並べても売れないので、飲んで消費した方がいい。という話でした。
何らかのセールなどを企画するとき、今回想定した式では単価45万Gほどまで値下げしても黒字なので、そういった機会に大安売りと称して処分販売するのも一興でしょう。
やはりロールプレイかお祭り向きです。贈答品としても◎。
コラム:レベリングという可能性
調理師レベリングとは、大半が倉庫との戦いです。
人気のレベリング作業はハーブティー獣肉の燻製すああまといったところですが、いずれも成果量が多いクセに最大スタック数が少なく、溢れがち。調理師Lvが上がるごとに爆発も加速していきます。
そこで、レシピ品に頼らない、新たな高Lv調理師向けレベリング作業としてこだわりのラム酒を作るを提案します。
主な理由としては
- 成果量が少ない
- 成果物がすぐ処分できる
- 作業時間が長い
- そうそう赤字にはならない
というところです。
も最大スタック数は10と極めて少ないですが、成功率60%なので最大スタック数に到達するまでに16回は作業できます。仮にで16回も作業を入れたら3.2スタックも完成してしまいますよ。
もし倉庫が酒で埋まってきても、飲んでしまえば最大スタック数1000のになるので、倉庫圧迫とは無縁でしょう。すああまも食べろ。
作業時間の長さはレベリングにとって長所となり、売却による利益が確保できるので、原価が450,000Gまで膨れ上がっても許容されます。
即ち、低Lv調理師が作業したとしても黒字化の幅があるということであり、単なる高Lv向けレベリングに留まらない可能性が感じられますね。
(参考:調理師Lv8における成果量37/70)
弱点として、一度にたくさんの作業を入れにくいという点が挙げられます。
そのため、レベリングの全てをが担うことはできないので、他の作業との組み合わせが求められるでしょう。
それでも、結果的には全体として倉庫圧迫が抑えられるため、有力な候補では?
勇者を兼業していれば、も消費できていいかもですね。調理師と勇者は何かと密接な関係であったりします。ダン○ョン飯かぁ。
おわり
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