――MUTOYS島は山岳地帯の中腹にあるトパーズ村。氷山から流れ出た雪解け水のせせらぎの畔にその秘密結社の本部はあった――
(´-ω-`)「そろそろ釣り具の備蓄は十分なようだな…」
\( •̀ω•́ )/「はっ!すすでに25s以上が準備されており、その量は倉庫からあふれるほどになっています!!!」」
その店の棚には釣り具、ランプ、食料などが陳列されており、一見すればただの釣具屋に見えた。
(´-ω-`)「ほう、では店舗での売上はどうだ??」
\( •̀ω•́ )/「はっ!現現在の釣り具の売れ行きは2日に1s程度であり、倉庫の備蓄、ひいては本作戦に影響はないものと思われます!!!」」
作業スペースで数人の妖精達がオリハルコンを釣り針へと加工している側で、その会話は交わされていた。
(´-ω-`)「ふむ、しばらくは作戦に専念出来そうだな。始めろ。」
\( •̀ω•́ )/「はっ!必必ずやヤツを手に入れて見せます!!!」」
最近6人に増えた作業部門の妖精たちは、各自が50本の釣具を搭載したスワンボートに乗って川へと漕ぎ出していく。
(´-ω-`)「輸送部門、物資の調達は出来たか?」
\( •̀ω•́ )/「はっ!たたまみずはとある筋に調達していただき十分な数が揃っております!ささらには中央から醸造技術を持つ妖精も雇い、近所の店でビンも買ってきました!!!」」
次々と物資調達に赴いていた妖精達が帰ってくる。
ある者はトゲ印の付いた馬車を曳き、ある者は見知らぬ妖精達を先導し、またある者はビンを積んで遊んでいた。
\( •̀ω•́ )/「ボス!作作業班、ついに戻りました!!!」」
(´-ω-`)「よし、報告せよ。どうだった?」
彼らの乗っていたスワンボートには、釣り具の数の数倍はあろうかというほど大量の魚達が積まれており、いやでも期待が膨らむ。
\( •̀ω•́ )/「はっ!ででは報告致します、ヤツは……現れませんでした!!!」」
(´◦ω◦`)「なにいっ!??1匹たりともかっ!??もう一度だ!!!ヤヤツが現れるまで何度でも行け!!!」」
\( •̀ω•́ )/\( •̀ω•́ )/\( •̀ω•́ )/「……」
秘密結社NUSHIの活動はまだまだ続く…
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