初心者にお勧めできない勇者の解説

3行で

勇者業は多めのリアル時間を割けないと運用がキツイ
勇者業はLVシステムの関係で先行プレイヤー有利が強い
今からやるなら魔王の方が有利

このゲームで勇者がやる事とは

このゲームの勇者業は
1.モンスターの地図、装備、その他もろもろを買いそろえ
2.それらを使用してLV地図と魔石を入手し
3.手に入れた物を金に換える
この3工程の繰り返しになります。

勇者が初心者にお勧めできない理由

多くの人は、ある程度勇者LVが上がるまでマトモな収入ラインがない事を初心者におススメできない理由としています。実際その通りで、モンスターの地図を使う作業は低位の物でもかなりの費用が掛かるため、LVが低いと赤字になります。ドラゴンやそれよりも下位の相手から満額収入を得るにはLV9が必要です。LV7でギリギリ黒字化できるかどうかです。

しかし、お金の問題はいくらでも解決手段があり、NPC売りでかなり稼げるようなった現在ではそこまで問題になりません。低位の勇者LVを上げる手段としては申請書で「妖精たちとちょっと休憩する」事が定石です(デート勇者とか呼ばれます)。LV不問でクイックポーションや優待お試し券が手に入るので優秀です。他から得た収入を妖精さんと御休憩するのに回せば勇者LVを7程度まで上げるのはそこまで難しくありません。

自分が初心者に勇者をお勧めできない理由、言い換えれば新しく勇者業を始めるにあたっての障害は以下の3点となります。

1．作業を回すために必要な資源が多く、材料を仕入れて回すためにリアル時間が必要になる。
勇者の作業ラインを回す場合、材料(自作するにしても材料の材料)は買って回す必要があります。現状勇者LV9で回せる有力な作業候補であるドラゴンを追い払う(II)を例にすると、6種類要求され、そのうちレジストポーションは難スタック品で輸送枠を圧迫します。材料を買いそろえるには優待予約を使ってなお頻繁なログインが必要になるケースも多く、多めのリアル時間を割けないと本格的に回す運用はキツイです。

2．先行プレイヤーが特に有利な職業であり、今から初めて先行勇者のLVを超える事は難しい。
職業LV9あれば職業LV15相手でも収入面で先行プレイヤーとほぼ互角になれる多くの職と異なり、勇者は高LV要求の作業が多い為勇者LVによる差が大きいです。ヴァンパイア関連の作業で十分な利益を出すにはLV11かLV12必要で、サイクロプスやスカルドラゴンに至ってはLV13でも足りません。魔石は高いLVを要求する作業でより沢山生成されるため、後発だと自分より優れた生産ラインを持つ先行プレイヤーと同じ市場で向き合うことになります。

3．現仕様だと魔王作業の方が優秀である。
魔王は勇者と同じような特徴を持つ職業で、モンスターの地図からLV地図と魔石を生成する点も共通です。異なる点は各種II系に勇者よりも優秀な作業が揃っているという点です。ドラゴンを陣中見舞い(II)がの3種類で済む他、辺りは低原価で作業できるので低めのLVで回しても十分にペイします。
今１からやるなら勇者より魔王やったほうが得です。