僕の名前は胃の頭五朗、どこにでもいるお坊ちゃんさ。今日は新しい商店ができたらしいから食べに来てみたんだ
「いらっしゃいませですー」
妖精さんが店番か。
「店主さんは今日はお戯れの日なのでして」
「メニューはないか ?」
「こちらですー→。ここでお召し上がりですかー↑?」
愉快な性格の妖精が当たったようだ。まあいい、メニューは『ハーブティー15G、ハーブティー20G 、ハーブティー30G、ハーブティー100G、近所の地図230G』か……よし、決めた。
「ハーブティー30G×3杯」
「わっかりましたぁ↑」
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「カランコロンカランですぅ」
「いらっしゃいませですぅ」
ふむ、ついでにもう一件立ち寄ってみたが、ここも妖精が店番か。
「メニューはこちらですぅ」
「ああ、ありがとう」
ここのメニューは『すあま10G、すあま10G、すあま10G、すあま10G、すあま10G、すあま10G、すあま10G』か……。うん、決めたぞ。
「すあま10G×3」
「毎度ありですぅ」
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「いらっしゃいやせー」
ここは店員がちゃんといるな。
「こちらメニューです」
ふむ、メニューは『砂20G、砂20G、ハーブティ1000G』か
「高い」
「あ、すいません鍛冶してて聞こえませんでしたのでもう一度お願いします」
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僕の名前は胃の頭五朗、どこにでもいるお坊ちゃんさ。
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