ハロー、歯車木工店です('ω')
soldout2市場情報の棚データが吹き飛びまくってて心が折れそうです。
番号が若い店主の棚情報は比較的吹き飛びにくい(更新が早め)のようです。
住民売り研究の途中経過報告です。
以前の記事住民売り(NPC売り)についての仮説③(競合範囲&ケース別考察編)
で競合範囲(距離)に関し、マンハッタン距離4ではないかとの自分の仮説を書きましたが、少し予想外の結果が得られたので紹介します。
目次
(1)実験設定
(2)実験結果
(3)考察
(4)番外編(競合圧調査のかけ方について)
(5)終わりに
1 実験設定
今回、実験は対象店舗の屋外採取範囲内(シェビチェフ距離4)で行うこととしました。
理由としては、採取範囲内の実験で競合の差の有無があれば、採取範囲=競合範囲説の正誤の確認も同時に調べられると考えたためです。
配置は以上のとおりです。
〇道はなし
〇自店は「薬」「アクセサリ」のみを棚置きし、①~⑥を移動
〇対象店は棚置き品及び価格の変更なし
これで、対象店の「薬」「アクセサリ」の売上に対する距離と競合の影響を調べます。(メインは「薬」)
なお、soldout2市場情報の調子が悪いため、こぞう鋳造所#10353様の売り上げ時給地図を利用させていただきました。
2 結果
対象店の売上経過です。
〇「薬」「アクセサリ」両方、実験開始と同時に販売額(数)の減少が見られた。
〇 ①~⑤までは大きな動きはなかったが、⑥において売上の回復が見られた。
【追伸】
当店は2020/11/29 9:04に退去しましたが、⑥の時点で実験前並の売上状況にほぼ戻っている気がしないでもない。
3 考察
この実験の前に、まだ実験方法が確率していない時にやった未熟なデータですがマンハッタン距離3で売上の減少→距離5で回復事例があったので、マンハッタン距離4あたりが境界線と踏んでいました。
しかし、それとは異なる結果となりました。この場合だとマンハッタン距離6と7の間に境界がありそうな感じもしますが、それだと対象マス数は85とかなり広いことになります。屋外採取範囲の81マスより広いことにやや違和感を感じるとともに、もしこれだけ広いと道に競合範囲延長効果があるのか怪しくなってきます。
また、採取範囲(チェビシェフ距離)として考えた場合、その中で競合の強さが違う部分があることが分かったため、単純に採取範囲内なら同一に競合するという訳でもなさそうです。チェビシェフ距離で3マスが範囲という可能性もあるのでしょうか。
まだまだデータを集める必要がありそうです。取り急ぎ1事例報告でした
4 競合圧調査のかけ方について
番外編です。
自分も住民売り研究をしてみたいという人向けに、やってて思った競合圧調査のコツを書いておこうと思います。なお、承諾の上で長期間付き合ってくれる協力者の確保を強くオススメします。
協力者が確保できない場合は、不要な競合を相手に与えることを避けるため、データを集める実験のための必要最小限の時間で実施し、速やかに終了しましょう。(長い時間を使うと他の環境要因の変化の影響も懸念される)
1 対象者(競合を受ける側)の条件確認
〇 実験目的に応じて、周辺店舗の影響を受けないか等、立地を考慮する。
〇 ある程度棚置きが安定し、一定額の売上がある状態になっていることを確認する。
〇 頻繁に棚置きの変更や価格変更、補充はしないで実験中は常に一定が望ましい。
2 対象者の棚置き
2020年2月15日アプデにより商品の価値格差が少なくなったため、極端な競合圧をかけることは難しくなりました。競合には確率要素が結構絡んでいる感じがあるので、小さな競合圧では確率のブレの中に影響が溶けてしまい、はっきりとした結果が見えません。なので競合を受ける側のアイテムの選定も大事です。
〇 対象者の棚はカテゴリを絞って置くか、調査側が対象者の棚から競合圧をかける対象カテゴリを選定する。対象店のバラけているカテゴリ全アイテムを対象に平等に圧をかけようとするとカテゴリ一つ一つに対する競合圧が弱くなり、影響が捉えられなくなる可能性あり。
〇 4時間レシピ、2時間レシピ、強い素材が使われている1時間レシピは競合をかけられる側に選定しない。強いので生半可な競合圧では影響を与えられない可能性あり。30分レシピや普通の1時間レシピを選定するのがおススメ。
〇 なるべく1回/個ずつ売れていく価格帯で置く。個数=来店回数となり、競合の影響を捉えやすくなる。(1回に複数個(1~十数個)にブレて売れるアイテムは売上額から来店頻度を推定することが困難となる。)
3 調査側の棚置き方法
〇 競合圧をかける対象カテゴリ(アイテム)に競合するもの(同カテゴリが一番良い)で出来るだけ棚を埋める。なるべく影響が見えるよう、たくさんの棚を使って短時間に一気に圧をかける。
コツについては以上です。
5 終わりに
住民売りの研究は競合の研究でもあるのでなかなか調査しずらい分野だと思いますが、競合というのはこのゲームのPVP要素でもあり、しのぎを削る商人そのものの要素でもあります。このゲームの根幹とも言えるシステムの謎に挑戦してみてはいかがでしょうか。
それではバイバイ('ω')ノ
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