大陸で「アダマンチウムを目指すのだ」という鉱夫さんに出会い、一緒に島に上陸したにわとりは
途中のガーネットで空いている土地と出会った。
「求む!食堂経営者!食器はお任せあれ」というキャッチコピーの元、先輩に教わりながら食器の発注が来る日を心待ちにしていた。
いつまで経ってもそんな発注が来ない中、ただひたすらに湯飲みを焼く日々を過ごしていた妖精は…はちみつ作業に壺が使われることを知りにわとりに助言するのであった。
「よし!壺を焼き始めよう!」こうして「にわとり窯」と名乗り壺焼きを始めた。
でもなかなか売れない日々は続く…セールで出してもすぐ売れない焼き物達…
一時期は地図屋に紙束を売る方を主にしていた時もあった。
100日を超えた辺りだっただろうか、パール街からガーネットに店主からの手紙を持って行商に来るペン屋と肉屋に雇われた妖精が現れた。
ペン屋の妖精に訪ねた「パール民に壺の需要はあるか?」
ペン屋の妖精はすぐに返事を持ってきてくれた「元パール民でアダマンチウムに移住したドアーフが壺をほしがっている」…と
それからせっせと壺を焼く日々が始まる。うどんを作るのだという店主も買ってくれるようになり、いつしか壺を焼くことが楽しみになった。
そしてパールのつてで鶏仲間が湯飲みを買ってくれていた。
イベントで特需がきたときもできるだけ安く市場に流し、パール民にも壺を卸すようになった。
「よし次はランプだ!」とはいったもののビンを卸す都合上ビー玉が足りない。
そうしてトパーズ郊外のどぉんぶり作成家と取引を始め、そこから大都市に住むにゃんこ店主にも壺を卸す契約ができた。
「ガネで全て自前のワカサギ天ぷらを作る」目標があった。
さらにこれからの目標は「全ての街に壺を卸すこと」
ある店主はくだらないと笑うだろう、だがそれも楽しいと思える世界なのだ。
一時は石窯の火を消そうそんな風に思った店主であったが…
窯業者としてどぉんぶりもつくり、いつか来る丼物のために作り方だけは持っている。
今日もドラゴンの巣への地図の失敗作を石窯の着火剤にさせ、妖精に壺焼きを命じる店主にわとりが、柘榴湖の近くで暮らしている。
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他の世界も含めて処女小説です。
途中店舗がわかる描写をしてしまっております何か不都合なことがありましたら連絡くださいませ。
レッツ!壺での倉庫爆発!(ぉぃ
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