ご挨拶
お久しぶりです。転職してます元漁師です。いつかこのことも記事にするでしょう。
さて、前回は釣り具を手に入れて、「作業/魚を釣る」を実行し、漁師としての第一歩を進み始めることができたと思います。
しかしこれからが、むしろこれからこそが店主としては始まりなのです!
さぁお金を稼ごうではありませんか!
値段をつけよう
ハーブティ卸売で大体分かってる?まぁそう言わずに。
販売にあたって、考えることはいくらでもありますが、初心者さんの最優先は値段設定です。
高すぎては誰も買ってくれず、安すぎては赤字あるのみ。
失敗しない値付けをするためには、次の3つが重要です。
- 原価
- 住民の財布の限界
- 供給とのバランス
原価を計算しよう
赤字にならないために、値付けの最低限界値を把握するために、原価を把握しましょう。
例として、「作業/魚を釣る」で手に入れた「魚」の原価を計算してみます。
- 「作業/魚を釣る」に必要なアイテムは「釣り具」のみです。2500円で用意しました。
- 「作業/魚を釣る」を5回実施した時、「釣り具」は壊れ、「魚」20匹を手に入れました。
この場合、魚1匹の原価は2500÷20=125円といったところ。
実際には、「釣り具」の仕入れ値は市場状況によって、「魚」の入手数は漁師レベルによって異なりますし、何より「釣り具」が何回で壊れるかなどは、確率の問題ですから、「魚」の原価が一律に125円ということはありません。
私の場合は、大体5回で壊れるなぁという体感をもとに、「釣り具の仕入れ値÷5」を1回の釣りのコストとして、魚の原価は100円ぐらいかなぁとしています。
(wikiによると破損確率は10%だ、との事です。10%が最低1回発生する確率が、50%になる試行回数は7回なので、7回やれば壊れてもおかしくないと言えます。試行16回で80%を越え、あらかた壊れる試算になります。)
住民の財布の限界を知ろう
下限は原価。では上限は?
まず、競合内(周囲7×7マス)に、同カテゴリ商品があれば、より内部価値が高く、より安いものが売れると考えられます。(内部価値―値段の差だろうか?)
この場合は市場原理主義が上限でしょう。
正直競合回りは詳しくありませんし、漁師であれば、海の中、湖の中の過疎地に店を構えていると思うので、競合がない場合の話をしますと、値付けの上限は住民の財布限界額となります。
業者はともかく、住民には財布の限界があり、買えないほど高い商品に対しては「お客さまの声」タブで、クレームもとい「ネガティブコメント」を残して去っていきます。
売れない金額と売れる金額の境目を狙うのも一興でしょう。町ごとに異なるようです。
ただしあまりに商品の金額が高いと客足が遠のくというデータもあり(haguruma様セクレタリ)、実際には6千円程度が住民売りでは効率のいい上限値とされています。
供給とのバランスを考えよう
要は、在庫を腐らせるな、という事です。
実際のところ、財布限界内であれば、どんなボッタクリ価格であっても住民は購入してくれます。
よっぽど商品の生産が間に合わない場合は住民に泣いてもらうのも手ではあるでしょう。
ただし、低価格には低価格なりに、まとめ買いしてもらえるという、在庫が捌け易くなるメリットがあります。
生産力が追い付いてくれば、より利益の上がる価格設定もあるかもしれません。
終わりに
「魚」は売れましたか?売上、ハーブティと比べちゃ駄目ですよ?
漁師で稼ぐのは大変です。ハーブティと比較して、原価、手間、時間当たりの供給量、販売量、総売り上げ…まぁ眩暈がしたものです。
ハーブティ、そして申請書に助けられる日々は当分続くことでしょう。
だとしても、いえ、だからこそ、これらに負けない商品開発が必要となる訳です。
次回:色々試そう漁師のアレコレ
まぁ、漁師レベル5になった今でもハーブティはウチの主力商品なんですけれども!
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