きっかけはほんの些細な事から始まりました
「何か良いものは無いか」
放置ゲームであり経営系シュミレーション
それを探していたところ、見つけたのが
〔SOLDOUT2〕
それを見つけてから全ての物語が始まりました。
ここから先はその内のたった一つの短い物語…
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…
という日記の導入を書いてみたもののどうにも続きが思い浮かばない…
作家を目指してるわけではないのでしかたない!そんな鉱夫志望の私が
この島に足を踏み入れたまでは良いのだが、
如何せんどうしたものかガイドが無い。
船を降り村に着き店舗に到着したが、手元にあるのは制作ブックと妖精と地図のみ。
「一体どうすれば…?いいのだ?これは…」
取りあえず作業しないことには始まらない、
唯一の頼りである妖精と共に地図を持ち素材を集めてゆく…
…のはずであるのだが開幕早々いくつか地図を紛失、
辛うじて素材は発見出来たが何とも精神ダメージがデカい。
「ご主人…」
妖精が心配して小さな顔を覗かせる
「大丈夫、こういうのはすぐ無くなる、なにより無くなったら作ってしまえば良い」
幸い手元には先ほど持ち帰った素材が色々ある、色々な草に木の枝に水に石に羽根
制作ブックには〔水と木の枝から紙を〕〔羽根と顔料からペンを〕と書いてある…顔料?更に開いてみる。
〔色石又は色草を乳鉢ですりおろす事で顔料を〕と書いてある
「ご主人、先ほど色草を採取できたので乳鉢さえあれば出来そうです」と妖精が答えた
更に調べる〔石をノミで削り乳鉢へ〕
頭が痛くなってきた…流石に長すぎる、もうここで妥協してしまおう。
店舗備え付けの妖精ネットによりノミは簡単に入手することが出来た、
幸いお金は薬草を売ったことで何とか足りた。
その後は制作ブックを頼りに妖精と共に制作してゆく…
…ペンと紙が出来る頃には既に夜になっており、疲れがどっと出てくる、
休憩がてら不思議な井戸や村広場を覗くとかなり賑わっている。
様々な人が商談や雑談をしている、中には「爆発…」と言う者もおり話としてはかなり物騒であるがどうやらその村の名物らしい。
正直な所、初日に引っ越しを覚悟した…
…店舗に戻ると何やら妖精達の騒ぐ声がする。
「ご主人!」と私を大きく呼ぶ声を聞き大急ぎで作業場へ向かう。
すると地図は完成しており、なんと予想以上に枚数も多く出来ていた、
妖精達も喜んでおり今宵は大満足の結果を残した。
鉱夫としての道はまだ見えないが確実に一歩を進んだ気がした、
これからどういう事をするのか、これからどういう物や人と出会うのか、
長い一日が終わり、長い明日がまた始まる…。
新鮮鉱石店スリアス#16781
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