あぁ、そういえば創業日をお伝えするのを忘れておりました。
私の創業日は7月9日です。
優待お試し券をもらってゲーム開始しています。
また、回顧録ですが本人の記憶に基づくややフィクションだと思ってください。時系列の記憶違いはかなりあると思います。
期待の行商人時代
当時の私は、井戸端と会議室、今は亡きアンケートを巡回することに夢中でした。
井戸端はインターネット老人界の巣窟でしたし、会議室は日々意見のぶつかり合いが発生していました。
それを見ることは私のようなおじさんからすれば最高の娯楽でした。
黒船の襲来
突然の事でした。
創業1日目のユーザーが数百万gを携えて
「よくわからない。俺たちは雰囲気でSO2を楽しんでいる(強引な意訳)」
と井戸端に乗り込んで来たのです 。
井戸端とTwitterは騒然となり、節税にあれを買えこれを買えの大騒ぎとなりました。
そうなのです。Androidアプリ化記念で優待券売りに特典をつけていたのに、初日に優待券をガン積みして富豪になるプレイヤーが(少なくとも私目線では)その時までいなかったのです。
私はと言うと、当時は非優待だったためもあり「こわぁ……関わらんとこ」と思っていました。
(まさかこのようなサイトを立ち上げて下さる程の御仁とは思いませんでした)
経験値システムの穴
多額の現金を持つやり込み勢とランキングを狙う古参ユーザ、何も起きない訳がなく……
詳細は省きますが、当時の経験値システムは短時間に多額の売買を行うことで非常に効率良く経験値を稼ぐ事が出来ました。
当時恐らく気付いている方はこっそりやっていたのでしょう
ただ、それは余りに露骨過ぎたのです。
しばらく総売上ランキング上位が数百万を超える状態が続きました(当時は百万強の売上で一桁位だったはずです)
購入・販売により経験値が得られる職のランキングは荒れに荒れ、突然孤高、老舗になる店舗が続出しました。
(実際黒船殿がゲーム開始から老舗道具屋になるのに1週間かかってなかったのではないでしょうか)
「仲良しでキャッチボールしてるやつだけが勝てるゲームかよ!」
そんな愚痴がTwitterのTLから零れ、アンケートには経験値システムの見直しを求める声が相次ぎました。
私は「そういうゲームなんでしょ。小規模なゲームだしやりきったら飽きて撤退するんじゃね」くらいに考えていました。
期待の行商人になり作業枠追加も目前に控え出来ることが増えて来て、まぁ個人的に楽しいしどうでもいいかなと思っていたのを覚えています。当時は全体への貢献はどうでもいいと思っていました。
また、このシステムの穴を突いたユーザのTwitterブロック祭が発生し、村社会こわいなーと思ったりもしました。
タバスコ屋さん(仮名)騒動がその最たるものでした。告発者が「ゲームの仕様の穴をついたものだから通報も出来ないし真似もしたくないし、ゲームしたくなくなるようにするしかない」と言われていたのを見て、「こいつフェアにやべーな。好きだ❗」と思ったのを覚えています。(今もファンです)
隠しパラメータ
実際のところ1~2週間程度で経験値システムの見直しが入り、(とはいえ、当時はまだ販売経験値の減衰がなく、所謂『高級ペン』は残っていました。)
このゲーム対応早いな、管理人すげえなとmu氏に尊敬の念が芽生え始めた頃、会議室でこのような名言が書かれていました。
(ゲームデータ上にはありませんが、
プレイヤーさんの行動には評判・信頼
といった隠しパラメータが付いている
と思って頂いた方がいいです。それも
含め商売だと考えています)
こんな商売がまかり通っていいのか!というような内容で会議室が荒れていた頃に見かねたmu氏が発言したものだと記憶しています。
隠しパラメータ、今も使われるいい言葉ですね。嫌われていてはゲームも楽しくないですし、私も適度によい商人でありたいと思います。
NPC用に地図を書くマシーンになっていた私は、一連の騒動を通じてもっと他者のためになる(そして儲かる)商売に舵を切ろうと考えるようになりました。
次回、「副業」に続く
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