お疲れ様です。麦茶屋です。
現在ドラゴン地図、スカルドラゴン地図あたりが高騰してますね。
誰か売ってください(切実)
今でこそ高位モンスター地図は需要があり、ある程度の売買があるようですが、8月当時はエリ草を作る錬金術師も、一式を梱包する道具屋も、なんなら水汲み屋すら不足していました。
街の勇者もゴブリンを中心に討伐していたようです。
時給計算
行商人、作家、(錬金術)と2.5本くらいの柱を手に入れた私は、各作業によって得られる利益を比較したいと考えるようになりました。
時給計算です。
変数の多いこのゲーム、時給計算を成立させるために私はこのような前提条件を設定しました。
+ 生産スパンの間に売り切れる量しか作らない
(在庫を持たない)
+ 当てがない限りNPC販売価格で見積もる
+ 原価は市場最安値の一割増とする
+ 一部材料を自作しても、それを自分に市場最安値で販売したものとして別個に収益を計算する
計算した結果は、どれも似たり寄ったりな収益でした。
私は大まかな方針を変えず、最も収益の悪い作業を別の作業に置き換えることにしました。
それは、近所地図作成でした。
当時、近所地図は競合するようになっていました。
値段を同じに合わせると従来の6割程度の速度で売れる手応えはありましたが、それによる収益の悪化を考えたとき素直に撤退する方が安いと考えるようになっていました。
地図販売の検討
行商人作業が一枠抜けたので、行商人作業を一枠加えたいと考えました。
+ 鉱山地図
これは何故か山地図よりNPC需要が低く、1枠フル回転する魅力はありませんでした。
+ 剣市地図
街の鍛冶職人が不倶戴天の敵のような扱いをしていたため、鍛冶職人を尊敬していた私は作成を自粛していました。
+ スライム地図
当時スライム地図は、最安値700g程度でした。700で置くとじわじわNPC売りが出るため、私はスライム地図と鉱山地図の二本立てを過剰行商人枠処理の基本とすることにしました。
+ ゴブリン以降
井戸端で勇者地図は筆頭以降、という噂を聞いていた私は、若手行商人のうちはスラ地図までしか書かなかったようです。(記録を見るとゴブリン地図を26回試行し、成果は17枚だったようです)
モンスター地図への挑戦
しばらくは単調な経営が続きました。行商人>作家>錬金術師のレベルが1ずつズレて成長するのを楽しみながら、私は筆頭行商人になっていました。
8月中旬、盆休み明けの頃だったと思います。
私は筆頭であることに自信を持ち、各種モンスター地図で利益率向上を狙うことにしました。
かれこれ2週間ほど作業内容が硬直化し、魔石相場があがって経営が苦しいこともあり利益改善は急務でした。
(ちなみに当時、私の会計を支えたのは街内の杖屋さんから横流し頂いたミスリル杖でした。当時はミスリル杖の住民売りの理解が乏しく、競合を気にせず販売が可能でした)
一枠を山地図に固定し、残りでスライム、ゴブリン地図とオーク地図をどんどん書くようになりました。
モンスター地図のPC売りが渋いのは知っていましたが、その頃には街の勇者が地図を発注してくださるようになっていたので、私は彼の需要を満たすべく懸命に地図を書いていました。
作業あたり時給は200g程度だったでしょうか。受注生産は売り棚を圧迫せず、杖と山地図を棚で売りながら時給を上乗せ出来るのでPC売り時給は見た目以上に強いと感じていました。
モンスター地図を納品するようになったころ、日の収入は5万gくらいになっていたように思います。
私は地域にもっと還元をしたいと考えるようになっていました。
次回、「アップデート1」に続く
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