「バトル街の朝はおはいむぅ」
ここはMUTOYS島、北の外れにあるバトル街。砂漠の街だ。
店主は毎朝の日課である挨拶をつぶやき、販売棚のチェックに入る。
棚の売り上げを回収中、店先に見慣れた妖精がいることに気がついた。
あれは・・・ぽねっさ屋の妖精だ。
MUTOYS島のお店では無数の妖精が働いているのだが、
どこのお店の妖精か、不思議と一目で分かるのである。
頭に黒い鳥の羽を付けてたり、胸に黒猫のワッペンを付けてたり。
ぽねっさ屋の妖精はと言うと・・・見た目は普通。でも・・・。
うん、トゲ。トゲを感じる。感じるんだって。トゲ。
なんてぶつぶつ言ってると、ぽねっさ屋の妖精がグイグイと何かを押し付けてきた。
「ちょ、いた、押しが強い・・・ちょ、なに・・・紙?」
≪店主に12の質問 ~ぽねっさより~≫紙にはそう書かれていた。
『ああ、懐かしい。1年前もこんなのあったなあ・・・。』
感傷に浸っている間に、ぽねっさ屋の妖精はお店に背を向け帰る所だった。
「お手紙受け取りましたー!店主さんによろしくねー!」
帰っていく妖精に声をかけ、売り物であるペンを一つ手に取り紙に書き出した。
・お店のお名前と、お店のある場所を教えてください
店名・店主名ともに「しゃかりきミオ」です。喋るミコッテのお尻。
・普段はどんな作業をしていますか?
主にレシピ品を作成しています。気になったレシピ品を作って売ってみるのが楽しいです!
・販売棚にはどんなものを置いていますか?
自作レシピ・お気にレシピ・レシピ品ばかりです!
・今はなんの業種・職種ですか?
小悪魔武器屋で自家製細工師のようです。レシピが実装されてからこだわりがなくなりました。
いまだに職種Lv10がないスローライフを送っています。
・今後やってみたい業種・職種はありますか?
平均的にLv上げたいという気持ちがあるだけで、これといったものは無かったりします。
・自作レシピ(又は好きなレシピ)はありますか?
「クァクァオシールド#1192」と「コーヒーロッド#2691」、
コーヒーロッドの材料にもなっている「砂インゴット#2647」が自作レシピです!
好きなレシピは、見た目がとても美味しそうな「ぱっちょサンド#3200」と「魂のライティ#4340」です!
・普段のプレイスタイルは?
毎朝売り上げを回収し、利益の中で買い物をして、毎日同じぐらいの利益で決算を迎えています。
最近は気が回らずできていませんが、よく売れる値段を探る販売方法が好きです。
・所属している組合はありますか?
わるい細工師(レシピ実装後はひっそりとなりました)
バトル原住民愛護教会(バトル街はいいぞ)
MUTOYS島闇市場(買ってばかり)
後一つは空気なので割愛。
・SO2関係で楽しかったエピソードはありますか?
第2回開拓投票で、最初から最後まで走り抜けられたのは楽しかったです!
・SO2以外だと、普段何で遊んでますか?
イカチャン!
・もうかりまっか?(cv.かないみか)
しまった!これじゃこっちがおっさんのほうじゃないか!!
・MUTOYS島管理人 Mu氏に一言
もうすぐ丸2年になりますね!すごく早く感じます!
これからも変化のあるMUTOYS島を楽しく過ごしたいと思います!
「ふう、こんなもんかな」
書き上がった用紙をまじまじと見つめていると、まだ白紙の用紙が何枚かあることに気がついた。
「なるほど、そういうシステムか・・・」
どうしようか悩んでいると、そういえばコーヒーロッドの材料がなかったことに気がついた。
バトル街にはいつも材料を卸してもらっている、お得意様がいたのだ!
『しめしめ、頭を悩ませなくて済んだぞ』
ドヤ顔で注文書を書き上げ、白紙の質問用紙と一緒に輸送妖精に持たせた。
一仕事を終えた気分でコーヒーを啜っていると、早くも輸送妖精が帰ってきた。
さすが同じバトル街内。買い物は1分で済む。
「妖精さんお疲れちゃん!さあ、このイカインゴットを使ってコーヒーロッドを」
イカ?
そう!イカである。妖精が持ち帰ってきたのはイカ!イカインゴットであった!
注文ミス!!人間違いならぬインゴット間違いである!!不覚!!
「はっ!質問用紙!・・・渡してきた?デスヨネー!」
アチャー!と自分のおでこをペチンと叩くと、
改めて注文書を書き上げ再度、妖精にお使いをお願いした。
「砂インゴット!今度こそ砂インゴットだよ!よろしくね!」
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→のりたまさん
→ゆなるなさん
しゃかりきミオより。
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