はじめまして、小さい頃を覚えておられましたらこんにちは。
先代より店を引き継ぎました、『暦見ジューサンヤ』でございます。
本日はあの方から直伝の技、骨肉鞣しをご紹介いたしましょう。
【これからの話は、優待アトリエ店舗で行うものとします】
アトリエで革を全力生産した場合、1日の生産数はどのくらいになるでしょうか。
革鞣しはLv9以上で10枚確定、各枠は屋内作業時短130%で31回/日ですので、
(31 x 10) x 8 = 2480巻
が最大に見えます。
ですが、ここからが技の見せ所。
なにせ当店は革細工師13、肉屋10なのです。
8枠のうち6枠で獣肉を丁寧に精製、2枠でゴーレムたちに革鞣しを手伝わせてみましょう。
ゴーレム鞣しはおよそ48枚できますが、屋外作業で28回/日です。
(28 x 48) x 2 = 2688巻!
なんと、全枠鞣すよりも沢山作れてしまいました。
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『おいおい、ゴーレムは壊れるんだから革の単価がひどいことになっちゃうよ』?
フフフ、大丈夫です。この作業編成では
獣の肉:(31 x 10) x 6 = 1860塊
獣の皮:(31 x 8.5) x 6 = 1581枚
獣の骨:(31 x 8) x 6 = 1488本
も同時に生産されているのですから!
食用獣70G、氷150G、包丁を一回辺り300Gの消費と考えると、
それぞれおよそ95Gの均一価格となります。
肉と骨を市場底値価格である350G、130Gで売ると、革の単価は
[95 x 1581 - (350 - 95) x 1860 - (130 - 95) x 1488] / 1581
= -237G/枚
ゴーレムの消費を7000G、なめし道具の消費を500G、水100G程度で仕入れると
[(-237 x 25) + (100 x 25) + 7000 + 500 ] / 48
=85G/枚!!!
と、このように。
当店では肉と骨を皮の価格に還元すると、普通の値段かつ、通常鞣しより多くのゴーレム革が作れちゃうんです。
すごいでしょ?革細工師13LvはSSSRなので、マネできる店主はまずいません。
熟練の店主たちは、こうした秘伝の技をまだまだ隠しているかもしれません。
それを暴いたり、自分で見つけたりするのも、楽しいかもしれませんね。
暦見🌔
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