商品価格ってどう決めてます?
たいていの方がMutoys島に到着して最初に作る住民向け加工品となるとハーブティーでしょうか。とりあえず100g超えに設定して全く売れなかったり、10gに設定して業者に全部掻っ攫われたりと、ここで適切な価格設定とは?について考えますよね。
住民に売る場合は売れるペース(売れてほしいペース)によって値段を調整するだけなので、これはもう完全に好みやログイン間隔との相談ですぼったくれるだけぼったくりましょう。
今回は業者に販売することを前提にした商品、特に加工前素材の値付けについてのひとりごと。
値付けの目安
1. 自分が利益を得る(買い手がつく限り、可能な限り高く)
2. 在庫を増やさない(商品の入手ペース・販売ペースに合わせて安く)
基本的に意識するのはこの二つだと思います。
今回言いたいのは、これは現在の市場に追従した値付けである、ということです。
卸売りで利益を得る
卸売りでは素材を採取や仕入れて加工して、それを欲しがる業者(卸先)へ販売して利益とします。
あなたには別の業者へあなたの加工品を利益の出る価格で売れる見込みがあるので、素材を採取したり業者(卸元)から購入しているわけです。
そのためには素材はできる限り安く入手したいし、販売するときはできる限り高く売りたい。
ということは他の業者も同じように考えているわけです。これは商人として当然のこと。
自分の扱ってる商品の市場価格が突然高騰した!
あなたはどうしますか? 「売れるのだから、当然市場と同じ高い値段で売る」もちろんこれは正しいです。利益の最大化は正義。
ただここで考えてみてほしいのです。水のような市場の大きい素材ならすぐに供給が追い付いて高騰が落ち着くので短期的に暴利を貪るのは問題ありませんが、ニッチな素材だとなかなか下がらない場合があります。
普段あなたから素材を買っている卸先から見たとき、素材の高騰は卸先の赤字や加工品の価格上昇による在庫リスクを高めます。卸先はその素材を使う作業(仕入れ)を止めてしまう可能性が出てきます。卸売りとしてもこれはデメリットです。
じゃあ素材が高騰しても普段通りの値段で売るのが正しい?
いいえ、そんなことはないです。
意識したいのは値上げしても卸先が十分な利益を出せる価格なのかということです。卸先が加工した商品も値上がりして利益が出ているのなら問題ありません。
逆に、もともと利幅の低かった素材が暴落したときの卸売りは見切った方がいいです。
卸売りの値付けで言いたいことのまとめ
* 取引相手(卸元、卸先)の作業の財務状況をできるだけ把握しましょう。
* その上で自分の利益と取引先の利益を確保した値付けで取引しましょう。
私は卸売りする場合の最低時給を紙束づくりと同等、最高時給を1000gくらいの範囲で値付けするようにしています。
素材の相場が抑えられていれば、低レベル職種の人でも市場に参入しやすくなって市場が広がり、卸売り側にもメリットはあるはず・・・と信じてますw
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