スイスの高級時計ブランド【コルム(CORUM)】が最新コレクション「アドミラル 42 オートマティック」と「バブル 47 ホース オートマティック」を発表。独自の素材使いと意匠を凝らしたこれら2モデルは、ブランドを象徴する歴史的なコレクションに新たな息吹を吹き込み、独創的なアイデンティティをさらなる高みへと昇華させている。
1955年にルネ・ヴァンヴァルトによって設立されたコルムは、独創的なアイデアと高い技術で唯一無二のタイムピースを生み出すことをブランドの指針としてきた。今回、新作として発表された「アドミラル 42 オートマティック」と「バブル 47 ホース オートマティック」もまた、その先進的な精神を現代に改めて示すものだ。まず、「アドミラル」コレクションの新作「アドミラル 42 オートマティック」は、ケースからダイアル、ストラップに至るまでをホワイトトーンで統一。42mm径、厚さ10.3mmのケース素材にはステンレススティールよりも硬度が高く、紫外線による変色や経年劣化に強いホワイトセラミックを採用している。ヨットのナットを模した伝統的な12角形ベゼルも同素材が使われ、シャープなエッジと滑らかな面が交差するフォルムがセラミック特有の質感によって明確に浮かび上がっている。
約40億年前のメテオライトを文字盤素材に用いる
特筆すべきは、ダイアル素材に使用された約40億年前のメテオライト(隕石)だ。スウェーデンで発見された同隕石には、宇宙空間で100万年に1℃という極めて緩やかな速度で冷却される過程で形成されたウィドマンシュテッテン構造と呼ばれる網目模様が刻まれている。鉄とニッケルの結晶が織りなすこの模様は地球上では再現不可能であり、ブランドコピー素材そのものが持つ濃淡や陰影が見る角度や光によって表情が変化。このダイアル上には、国際信号旗をモチーフとしたアワーインデックスや針、ブランドロゴをゴールドカラーで配し、素材と色のコントラストを際立たせている。
本機の内部には、約42時間のパワーリザーブを備える自動巻きムーブメント「キャリバー CO 395」を搭載。シースルー仕様のケースバックからはその精緻な姿が鑑賞可能。無反射コーティングを施したサファイアクリスタル風防を備え、5気圧の防水性も確保。日常使いにおける実用性も兼ね備えた一本に仕上げられている。
2026年の干支である午年(うまどし)に着想を得た「バブル 47 ホース オートマティック」は、躍動感あふれる2頭の馬をダイアルに描いたユニークなタイムピースだ。馬は古来より「躍進」や「幸運」の象徴として親しまれ、日本では「神馬(しんめ)」として崇められてきた歴史を持つ。本機では向かい合う2頭の馬を描くことで、願いの成就や絆、調和を表現している。「バブル」コレクションの象徴である厚さ約8mmのドーム型サファイアクリスタル風防は、高度な切削技術によって成型されたもので、球面に近い極厚の風防がレンズのような視覚効果を創出。ダイアルのデザインが拡大・縮小して見えるため、馬のモチーフがケース内で浮かび上がるような独特の立体感を生み出している。モノトーンを基調とした配色が筋肉の隆起やたてがみの流れを際立たせ、さらにモチーフにはスーパールミノバを塗布。暗所では、幻想的な光を纏う2頭の馬の姿も楽しめる。
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