レシピはいいぞおじさんこと こかげ と申します。
今回も手紙がきてますね。
「レシピの素になるような概念的レシピのイメージがほしいです」とのことです。
SO2にはロールプレイの一貫としてレシピを用いることがあります。
依頼主(架空)のお店情報にある称号から第一志望を確認しましょう。
一番レベルが高いのは…錬金術師のようですね。
キャッチコピーには「こんにちは!見習い召喚士の◯◯ぴと言います!」と書かれています。
なるほどなるほど……この人は自分のレシピを作るにあたって
最初に召喚魔法のようなものが欲しいというのを推察できたと思います。
ですが自力では召喚という曖昧で表現が難しい概念的なものになるため、
エフェクトなどが描けないと難しかったのでしょう。では返信の内容は……
「お任せください!かっこいい召喚魔法陣†サモンゲート†をお見せいたします!」
ではキャンバスサイズは16x16でスタートです。
イメージを可視化します。今回はざっくりです。
3つに分割するとエフェクト(前)、魔法陣、エフェクト(後)です。
前後感を出す際に有用なのが奥側を暗く、手前側を明るくすることです。
まずはエフェクト(後)を描いていきましょう。
シルエットに禍々しい紫色の#CA02E4を使います。
次に模様を入れます。#BF38FD、#E24DFD、#CD02ABを使います。
このとき下の一部分は魔法陣のパーツで消えてしまうので適当で構いません。
魔法陣を描きます。まずは下地として#707780を使います。
陣が発動していることを表すように蛍光色の#00FFFF、#00F7AFを使用し。
中央と下段の殆どはエフェクト(前)を描くときに隠れるため#006748で塗りつぶします。
エフェクト(前)のシルエットを描きます。後ろよりも明るい紫#FC0BD7を使います。
こちらも模様を入れます。#FF4EFF、#DC33CA、#DC62FFを使います。
最後に#FF3995と#FF73CFを使いエフェクト(前)に縁を作って完成です。
余白の色に透明設定を入れて書き出して提出しましょう。
……ちょっと想像より禍々しいけどオッケーのようでした。
いかがでしたでしょうか?
今回は抽象的になりがちなイメージを描いてもらいました。
この手のドット絵は依頼者のイメージに寄せるのは非常に難しいので
まずは自分のイメージ完成図を相手に伝えてすり合わせをしないといけないこともあります。
そういった交渉段階の話は省いていますが頭の片隅に置いておいても良いかもしれません。
おや、もう次回の依頼が舞い込んでいるようですね。次もよろしくお願いいたします。
お相手は こかげ でした。
前:SO2におけるドット絵講座11(フラワープラントをつくろう編)
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