※この記事は勢いで書かれています。
初めてMUTOYS島に降り立った場所はバトル街(14.5)だ。海と海岸と砂浜3種類の地形に接しているし、たぶん便利な土地だろ!なんて事を考えてた。※後々全然便利じゃないことを知る。
初めて街板を覗いた時、そこにはこう書かれていた。”バトル街はハードモード”
とりあえず挨拶をしてみた。初めまして、よろしくお願いしますと。一人か二人程反応してくれたと思う。
「よろしくお願いします~かき氷とか売ってそうなお店ですね!」
当時の私は”真夏の夜の屋台”という名前で出店していたのだ。…かき氷?
仕入れの食物からかき氷を見つけ出すことに成功した。しかもちょっと上にはイカ焼きやらタコ焼きやらも揃ってるじゃないか!これは屋台するしかない!こうして最初の方向性が決まった。
かき氷を作るためには何が必要か?氷に違いない。とりあえず氷を1kg買うためには資金が要る。手元には、ゲーム開始直後に訳も分からずヘルプに導かれるままに作業し手に入れた薬草、木の枝、鳥の羽(根が足りなくないか?)、色草、砂、土、石などがあった。色草ってなんだよ。それらを棚に並べてみる。適正価格なんて分かりゃしないので、とりあえず一番安く置いてみる。
テーテッテッテー”お手伝い妖精が呼んでいるようです”
なんだよ、売れるじゃねえか…ニヤリ。私は初めての売り上げ回収に喜んだ。ところで妖精って?
少ない資金を片手に再度仕入れに向かい、氷を1kg取り寄せてみた。このあたりで(あ、薬草とかの作業も見れたじゃん!)と気づいたが若干手遅れ。さて、氷で出来る作業は…?
にぎりずし…アイスクリーム。そういうのもあるのか…いや、ここはかき氷が先だ。
ナイフ?砂糖水?ビンに顔料…ていうか氷1kgじゃ足りないのかよ!10kg必要っておかしい。沢山作れるんだろうか…仕方なく全ての材料を仕入れた。そして数時間後に全てが揃い、作業を設定し、完成した。確か、何杯か出来たと思う。かき氷には作業がないらしい。
料理して手に入れたものだから、きっとすごく価値があるに違いない。市場を確認すると、他の人は大体120Gぐらいで置いているようだ。120Gで置いても赤字にならないかどうか、計算してみた。赤字だった。
なんだコイツらは…赤字で物を売るなんて馬鹿じゃないか!?当時は本気でそう思った。そもそも下積みも無しにいきなりかき氷に挑戦したのが問題なのだが、なんせ始めたばかりで職種レベルという概念すら理解していなかった。レベルが上がれば生産量が増えるという当たり前を知るのはまた別のお話。
赤字じゃかき氷は作れない。だがどうやら、プレイヤーに売る以外に街の住民に売るという選択肢が存在する事が判明する。売れるまで待つか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
そう、実はこのかき氷――ほとんどNPC需要がない食物だったのだ。待てども待てども売れない…しかしプレイヤーに販売すると確実に赤字。私はかき氷の事はすっかり諦めて、かき氷の次に屋台っぽいイカ焼きを作ろうと決心した。
イカ焼きを作るには、名前からしてイカが必要だろう。我が店舗にはちょうど海と海岸が隣接しているではないか。自分で釣ればいい!釣り具を買ってみた。イカを釣るにはどうやら魚がいるらしい、その魚は釣り具でゲット出来る!魚を釣るぞ!うおおおおおおおお!!!
釣るッ、然して閃き。
( ゚д゚) ハッ…
こ…こいつ? …釣り具、壊れないぞ!?
壊れないってことは無限に釣れるんじゃないか…!?やったああああああああああ!!!
こうして暫くの稼ぎは魚釣りによって行う事となり、めでたく漁師の称号を手に入れたのであった。
完?
真夏の夜の雑貨店 #6225
住民売りを研究中です→住民の関心は機能しているか?
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