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革アクセサリーの特徴とその考察

この記事は、革細工師スキルが必要なアクセサリー商品の特徴をまとめたものである。これらのデータは著者の主観が入り込んでいる事、また状況は刻一刻と変化することをご理解の上お読みいただけると幸いだ。

レザーグローブ

「なんかつよそう」
必要材料:5、1、はさみ1(確率)、裁縫セット1(確率)
セット上限:100 製作時間:1h


レザーグローブはMUTOYS島に古くから伝わっている服飾品で、手にはめるように形状を加工した革製品である。防寒に用いるほか、作業時の高熱や衝撃から手を保護することが主な用途だ。屈強な妖精やミミ星人の中には、特別に補強されたレザーグローブを手に付け、1対1で戦う格闘技の興行を生業とする者もいるようである。

紹介する革製品の中では最も消費資材も少なく、制作も比較的容易である。(それでも服飾品としての出来にこだわるためか、装備品類よりも生産効率は悪いようだが。) 革細工師を志すなら、最初に手を付けてみても良いかもしれない。

ふわふわ帽子もこもこブーツ

「すごくあったかいド派手な帽子・ブーツ」
必要材料:10、10、顔料10、羊毛10、裁縫セット1(確率)
セット上限:200


ふわふわ帽子・もこもこブーツはどちらも羊毛をふんだんに用いた防寒着で、顔料で真っ赤に染められているのが特徴である。文化学者によれば「赤い防寒着に身をまとった老人が家々にプレゼントを配って回る」という島外の伝承と風習が元になっているそうだが、住民の中でこの伝承を知るものは少なく、一部の有志が風習を再現した際に混乱が起きたようだ。

島外の風習ではあるが、島でありふれた材料を使用しているため比較的生産単価は安い。革細工の他裁縫の知識も必要とされるが、不慣れな人間でも熟練工と同等の生産ができるように改良したレシピが有志の手によって発表されたとの噂もある。
(要検証:初心者は制作データご提供ください!!(メタ))

レザーサンダル

「履きやすくオシャレなサンダル」
必要材料:20、10、アダマンチウムインゴット1、サンフラワーオイル1、はさみ1(確率)、裁縫セット1(確率)
セット上限:200 製作時間:2h


当初このサンダルは、他の文化圏にも存在するような凡庸な履物であったとされている。だが近年、MUTOYS島内で橙金ことアダマンチウムが発見、精錬法が確立したことにより独自の様式が生み出されていったようだ。アダマンチウムはその輝く見た目の金具がアクセントとして有用であるほか、底部に取り付けられたスパイクは摩耗しにくく踏ん張りがきくようである。

見た目通りの複雑さを誇り、大量の革と長い時間、革細工と裁縫に関する熟練の技を注ぎ込んでレザーサンダルは完成する。お目に掛かったらぜひ一度履いてみてはいかがだろうか。

パプリカマント

「なにがなんでもパプリカで作りたかったマント」
必要材料:10(確率)、10(確率)、パプリカの実10、はさみ1(確率)、裁縫セット1(確率)、乳鉢1(確率)
セット上限:100 製作時間:2h


「パプリカマン」は島外の人間が監修した一連の娯楽作品であり、パプリカの被り物と大きなマントが特徴のヒーローである。本製品は作品内のマントを描写にそって作成したもので、「パプリカの色素を使って染めた」ところでさえ忠実に再現している。そのため小さい子どもだけでなく、プロの仮装家をもって「自作しなくてもよい!」と言わしめる出来だそうだ。

用意された材料から質の良いものだけを選んで使うというこだわりっぷりを見ても、この生産数の少なさと価格は納得と言うものだろう。

エレガントバッグ

「鮮やかな色のバッグ」
必要材料:20、顔料10、宝石貝2、目利きの真髄1(確率)、はさみ1(確率)、木槌1(確率)
セット上限:200 製作時間:2h


島外の企業が目を付けるまで、宝石貝は住人たちにとって「パール街に住んでる貝」以上の価値を持っていなかった。彼らは身を調理して食べた後、貝殻や真珠はその場で捨てていたのである。近年においてはその価値が見直され、研磨された貝や養殖された真珠が高価なアクセサリーとして販売されている。

貝を厳選し、革を惜しみなく使用した本製品は、まさに純粋な革細工師としての力が試される。同業種の目指すべき場所の1つが、ここかもしれない。

太鼓

「雄々しく打ち鳴らすんだドン!」
必要材料:20、ミスリルインゴット5、丸太20、木の枝5、ノミ1(確率)、木槌1(確率)
セット上限:100 製作時間:4h


この島に伝わる太鼓もまた、細部にまで丹精を込めて作られている。特にミミ星人の太鼓奏者が使うものは工芸品としての価値も十分に持ち合わせており、文化的にも技術的にも目を見張るものがある。最近、特定の主人を持たない妖精の中に、「太鼓のリズムに合わせてミノ牛乳を振りバターを作る」という商売を始めたものがいるらしく、人気が出ているようだ。

木工・細工・革細工の持ちうる知識をフルに活用し、非常に長い時間をかけて太鼓は完成する。購入する時にはそれらの作業風景に思いをはせるのもまた、悪くないだろう。





・・・以上がMUTOYS島で取引されている主な革アクセサリーである。生産作業や卸売りなどの商取引の参考にしていただけば幸いだ。では、ご商運を!

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