#79969こと隠遁者は、経営シミュレーションゲームが好きで、あれこれ手を出してきた。有料ゲームも数十本手を出したし、何度も初期化してやり直したゲームも多々ある。とにかく資産を増やすクッキークラッカー系や、街や島などの発展を目指す「開発系」などよりも、財務諸表がきっちり出る「リアル経営系」が大好きなのだが、SO2はなんとそれらの全てを網羅しているという、これまた楽しいゲームであると感じている。
ちょっと偉そうになってしまい、申し訳ない。本題に入ろうと思う。SO2をプレイしていて、5時決算の結果を朝に確認するのが日課なのだが、今朝ふと思ったのだ。昨日も黒字だった。良かった。でも、何のために決算に一喜一憂してるんだっけ?
この「資金」の数字は倉庫(保管庫)、販売枠、作業枠が埋まり身動きできない「爆発」状態に輸送枠が埋まってしまえば、凍結されてしまう。いや、倉庫拡張や図鑑登録など、使う分には抜け穴はあるわけだけども、一般的に増える方には働かない。そこで先ほどの問いに戻ってくるのだけれども。
視点を変えてセクレタリだけでみれば、時給の話や原価計算の話、業種職種などのRPの話など、セクレタリには読み応えある記事が沢山ある。私もついつい何度も同じ記事を読んでしまったり、色々アイデアを膨らませたりする。挙げ句の果てには自ら記事を書くようになった。
そんな素敵なSO2は、あくまでもMMORPGだという点が魅力的なのかもしれない。そんなことはこの記事を読んでいる方にはわかり切っているだろう。わざわざ書いたのは理由がある。いつの間にかRPを忘れていませんか?と問いかけてみたかった。私自身が、私に問いかけてきたからなのだが、みなさんはどうだろう?いや、本当はこの一文を伝えたかっただけで、以下は切り捨てても構わない。読むのも疲れるものね、わかるよ。ダラダラ書いてごめんなさいね、許してね。
リアル世界の経営談義になると、「存続するために発生しうるリスクをカバーするため」やら「公器の役割を全うするため」やら「利益を増殖させるため」やら「生活や老後、家族のため」やら、息の詰まりそうな話になるのだけれども、SO2は販売税と事業税以外の発生する狭義の管理不能費は存在しないから、妖精従業員の給料とか、建物維持費とかぶっちゃけ考えなくて問題ない。究極、改装や倉庫拡張とかも無視できる。
私は図鑑登録するためにひたすら作って稼ぎ、作業する。というよくわからない目的でRPしているけれども、中にはただひたすらスピポを貯め込むのが目的の人も一人くらいいるかもしれない。ようやくスピポ1万本貯まったぜ、これからは2万本目指そう、とかね。
メジャーな目的ならば、自作レシピを普及させたり、何らかの組織(街や組合や、何かの商品を軸にした集まりなど)のセールにやりがいを感じたりすることだろうか。他には街の需要を汲み取って供給したり、商品の融通をしたりすることだろう。中にはリッチに資金の額を見てニヤニヤしたりするのも目的だし、街の開発や島の祝福などのバフに貢献することを目的にした方もいるかもしれない。
私は優待券束で殴る系のプレイは割と肯定派なのだけど(なぜならゲームが存続するし、無課金者にも獲得チャンスがあるから)、究極優待券を5枚ばかり捌けば、上記の目的は大体達成できてしまう。そんな中で、敢えてコツコツ作業を積み立てる意味があるのだろうか?いや、札束系RPを否定したいわけじゃない。莫大な事業税を覚悟できるならば、それはある種かなり贅沢なRPである。優待券5枚とか、垂涎ものである。そう考えると、自分はなぜ決算に一喜一憂するのかと思ってしまう。やるからには当然利益を出したい。そうすれば、RPの自由度が上がる。でも、SO2はそもそもお店ごっこRPGである。RPを見失い、目先の数字に一喜一憂するのはちょっと勿体無い気がするのは私だけだろうか?
RPを本当に見失いかけたからこそ、似たような方が居るかもしれないと思い、記事に残すことにした。
何の役にも立たないかもしれないが、誰かが自分なりのRPを思い出せたら嬉しく思う。今日も取り止めのない文章を最後まで読んでくださり、有難う御座います。By隠遁者
コメント
コメントにはログインが必要です