レシピはいいぞおじさんこと こかげ と申します。
蛇足のEX記事の二回目となります。
今回はキレイな曲線はどうやって描くのかです。
綺麗に色分けするには綺麗な線に理解がないと難しいです。
16x16や24x24では直線は比較的難しくはないのですが、
曲線を扱う時はそうもいきません。
というわけで今回はこちらの画像で説明します。
少し大げさに描いた虹です。
どこの黒の曲線が特に違和感があるかわかりますか?
上から2番目と4番目の曲線です。
規則正しい綺麗な線になっていません。
虹の色を外し、詳しく見てみましょう。
こうやってプレビューのほうをみると
他よりも少しだけ凹んでいたりガタガタしているように見えます。
具体的にはこの部分です。
比較として上から3番目のカーブを緑色にしています。
4番目の線はカーブの濃い紫色の間にある赤い部分が
線としては余分にドット1個分付いているのが簡単にわかると思います。
2番目は一見ガイド通りになっているように見えますが
2番目の線はカーブの赤い部分におかしい部分があり、プレビューでは凹んで見えています。
この違和感をなくす作業がドット絵では一番大事になります。
次は発展形です。
何の変哲もないおにぎりを描いたあなたは更にこう思ったでしょう。
もっとこの線をなめらかにできないかと。
できます……といいたいところですが16x16や24x24では限界があったりします。
そうですサイズが小さすぎるからですね。
少しでも助けになるように中間色を使った方法を書いておきます。
例えば黒の線と白の下地の中間。黒色と白色の間は灰色ですね。
いろんな場所を中間色を使って線を均してあげるということです。
ただこの方法は時間を要する大変な作業になります。
具体的にはさっきのおにぎりはこのくらい均すことができます。
これ以上均してしまうとぼやけた感じが強くなってしまうので
やりすぎは注意が必要です。
たまにレシピでぼやけてしまったイメージがありますが、非常にもったいないと思ってしまいます。
いかがでしたでしょうか。
線を綺麗に描いてあげればシルエットが良くなり、
シルエットが良くなれば更にドット絵があなたの頭の中のイメージに近づきます。
これは練習を重ねて目を養う必要があるため一朝一夕で身につく技術ではありませんが、
知っておくだけでひと味もふた味も違うドット絵が描けるようになります。
これで前回と合わせて皆さんに知ってもらいたかったEX記事は一旦終わりです。
次回からは25回目のドット絵を描いていきましょう。
お相手は こかげ でした。
前:SO2におけるドット絵講座EX1(簡易テントで色々な輪郭線を知ろう編)
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