飴ジスト、見出す

(前回の続き)

よく売れる食パンとランプ。
なかなか売れないパプアメとキャンデー。

棚を見つめ続けた私は、ひとつの結論に辿り着いた。

棚競合が起きるなら起こさなきゃいいじゃない。

一応は住人の興味層調べたりとかしたんだけどいかんせんそういう調査には向いてなくてだな

そして私は棚の商品をいったん下げた。
そう、手段は1つ。

棚をパプアメで埋めればええねん。

………手っ取り早くスクリーンショットを載せられればいいのだが、画像の？URL？とかがよく分からないので諦めた。文字ばっかりでごめんね！

まあ文字通りである。
棚にパプアメしかなければパプアメしか買えまい、という、住人からしてみれば「なんだこの店」と思われそうな手法だが、実際パプアメはちゃんと売れるようになった。

やはり人間は、パンがなくなったらお菓子を食べる生き物らしい。
余談だけど、パンがなければお菓子を〜っていう台詞は後世の創作だそうな

なかなか良い値段で売れていくパプアメたちは、皆良い笑顔をしていた……ような、気がする。
何はともあれ、棚競合の件はこれで解決したのであった。多分。

……こうして、パプアメとキャンデーの未来に活路を見出した私は、漸く「飴ジスト」としての1歩を踏み出したのだった。

とはいえ先はまだ長い。
飴屋だけで果たして採算が取れるのか、キャンデー関連の作業は今後追加されるのか(りんご飴とか欲しいよね)、包丁とかまどと炉がもっと安くなんねーかなとか、まあ色々考えるところはあるのだが。

「アメジストで飴を売る」

そんなたった1つのくだらない駄洒落を実現するために、
飴屋としてのRPを楽しみながら、
今日も私はキャンデー作りに勤しむのであった。

……………いつになったらパプアメ作り安定するかなー。

～( 'ω' )飴ジスト誕生編、おわり～