ハロー、歯車木工店#29915です('ω')
住民売り(NPC売り)についての仮説①(本編)にて、住民の来店頻度は競合棚数に影響されるという仮説を出していますが、実際に、住民売りにおいて「道沿いにいること」よりも「周辺に店がたくさんあること」の方が重要であることの1事例を、参考として出しておきます。
1参考事例
この立地は道が一切なく、また、売上が上がりにくいと良く言われるマップ端です。しかしながら、お店がたくさん、販売競合範囲(49×49マス以内)にあります。
この立地での売れ行きです。お客様の声から雑に、売れた時の時間を引っ張ってきました。
こんな感じで10分あたり4~12人位来店購入があります。11:52~13:49までの約2時間で住民が103人来ました。
1時間あたり、お客様の声が1~2半ページ(20~50人)位来店し、閑散とした道沿いよりよほど来店があります。(競合に勝てる棚配置にしていること前提ですけど。)
道沿いではない店密集地の特徴としては業者売りの作業店舗が多いため、競合が発生しにくいという利点があります。
デメリットとしては、周辺の業者売り店は棚置きが少ないため、自店が棚数の多い販売店舗になることで、周辺店舗の競合棚数を増加させる必要があります。
周辺店舗の競合棚数を増やして来店確率をバフし、その上で自店舗の商品選択確率シェアを上げて周辺店舗に来店した住民を回収するという流れです。
(この事例だと7棚×11店舗で77棚分のバフが入っています)
2その他
その他、初心者の方に対する自分のアドバイスとしては、周辺閑散地はじっとしてても売れないので、住民売りで儲けたい場合は、積極的に売れる場所に動いた方が良いということです。
いくら競合がないと言っても、閑散地は来店確率自体が低いので売上を上げるのは困難です。逆に、周辺店舗が多く、来店確率さえ高い立地なら、あとは自分の棚の調整で(商品選択確率による)来店を自分の店に寄せることができます。
立地環境をよく観察して売れば、移転直後からも良く売れます。(ただ、プロダクトアウトの考え方、要は売りたいものが先にあってそれを売りたい、という考えでは難しいです。商店街の環境に合わせたマーケットインの考え方の方が売りやすいとは思いますがそこは個人のスタイルの話なので。)
商品がよく売れるって、それだけで楽しいことだと思います。それでは、良きSO2ライフを。
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