ハロー、歯車木工店です('ω')前回、住民売りについての自論仮説を書きました。ほぼ蛇足ですが、もし仮に仮説を前提とした場合に、どのようなことが起こりうるのか、補足的に考えてみました。
ほぼ自分のメモ用です。
(1)どのような土地が売れやすいか?
棚数が多くても住民売り棚が多い場所は競合が強い。棚数が少ない場所は競合しないが来店頻度が少ない。住民売りの競合で殴り勝てる自信のある人は商店街の真ん中で良いが、そうでない場合は
→ 業者向けで棚数が多い店が近くにたくさんある場所(来店頻度高く・競合少ない)がベスト。
→ ただし、業者向け店舗は、元々分散気味なので棚数を稼げる場所を探すのはやや大変
(2)僻地高額販売の可能性
僻地にテナントが複数密集して高額で揃えた場合、来店頻度を稼ぎながら高額販売できる可能性。
ただし、道沿いに店が多い街では競合範囲延長の効果で商店街の店の競合棚数が圧倒的に多い(道沿いと僻地の競合棚数格差がでかい)ため、道沿いに店が少なく、全体的に店が分散している街の方が僻地棚数集約の効果が上がるかもしれない。
なお、1店舗でも競合範囲内に安い店舗が出現すると確率を吸われる可能性がある。
あと、どっちみち競合範囲の把握が必要。
(3)ルビーの道事例
過去にルビー街に多数あった道が消滅した際、道沿い店舗は売上が落ちたとの声があった半面、僻地店舗は売上が上がったとの声があった。この仮説で考えると道の競合範囲延長効果がなくなり道沿い店舗と僻地店舗の競合棚数格差が縮まった結果、来店確率が僻地では上がり、道沿いでは下がったのではないか🤔
(12/29追記:住民売り(NPC売り)についての仮説⑮(道の競合範囲延長検証②・結論編)にて、道に販売競合範囲を延長する効果が無いことが分かりました。ではなぜ、道が無くなって売上が上がった、下がったという声が出たのでしょうか?それは、当時の状況があると思います。
当時のルビーの道消失事件時は、
①道は住民を集める効果があり、道で店を囲う程、売上が上がると信じられていた。
②その住民を集める効果は、僻地から客を引っ張る効果であるという意見もあった。
ここから、売上の変化が起きたのは道の効果によるものであるという心理バイアスがかかっていたのではないでしょうか?
実際には、道剥がしは1週間程度、エリア分けして徐々に進行しました。なので、道が無くなることを嫌い、ルビー街を離れる店舗や棚置きを変える店舗が現れ、それら販売競合範囲内の店舗の移動といった環境変化こそが、本当の売上変化の要因だったのではないでしょうか。(確かめようがいなので考察ですが。)
以上。
なんかもし暇で販売実験に協力してくれる人がいたらよろしく∠( ᐛ 」∠)_
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