はじめに
今回はいつもの記事とは異なり、学園パロ的な話を書きたいがために書いた、半分くらいフィクションで半分くらいノンフィクションのお話です。
つまり、要所要所に捏造が含まれていることをご了承ください。
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「SO2文化祭に参加して」
MUTOYS学園トパーズ高校1年5組 神社 える
先日12月3日、このMUTOYS学園で初の試みとなる文化祭がとり行われました。
テーマは「SOLDOUT2」。この学園に籍を持つ者が一人に一つ持っている異世界の店舗…そのシステムの総称がSOLDOUT2。
そんなSO2の世界をテーマにした20もの作品が投稿され、中でもMU学園長先生が直々に作品を提出されたことは、学園中で驚きとなりました。
MUTOYS学園の中の一つであるトパーズ郊…高校に入学したばかりの私は、この学園のイベントは、毎年行われることが多いと聞いていたので、てっきり文化祭も毎年恒例の行事だと思っていました。
先輩たちから今年初めて行われるということを聞いて、大変驚きました。
3年生の山鳥こー先輩とさくら卯月先輩が中心となってプロジェクトを立ち上げたそうです。
最初に文化祭の存在を知ったときは、他のことで忙しかったり、全容を掴み切れていなかったりしたため、そこまで乗り気ではありませんでした。
ですが、学校内のあらゆるところで文化祭の話題がちらほら上がりはじめてきたことで、じわじわと興味を持ち始めていました。
そんな最中、11月30日に「ドット絵部門は12月2日、総合部門は12月3日にそれぞれ〆切を後ろにずらす」というお知らせが届きました。
MJK(※M真ん中 J女子 K高生=高校2年の女子高生)のたけぴ先輩や、飛び級で高校に入った5才児のぽねっさ先輩に背中を押されて、作品を投稿することを決意しました。
文化祭の募集要項を確認した私は、総合部門とドット絵部門のどちらにしようか迷いましたが、ドット絵部門の応募が少ないと聞いて、ちょうどドット絵の練習をしていて頭がドット絵モードだったこともあり、そちらに応募することにしました。
期限が伸びたとはいえ、時間はあまりありません。
あまり難しい挑戦をしすぎずに、尚且つなるべく高いクオリティの作品を作りたい…。そんな矛盾した気持ちを抱えていました。
そんなときふと、改めて文化祭のテーマを確認しました。
SOLDOUT2…異世界のお店……ゲームのような世界でお店を開くシステム………
……!!
「そうだ、私のお店『ジンジャエール商店』の内装を、RPGのマップのようにドット絵で表現しよう!」
そう閃いて、ドット絵制作に着手しました。
ジンジャエール商店は、木造の駆け出し店舗。昔扱った、RPGツクールのマップデータを思い出しながら、48×48サイズで大体の内装を決め、112×112に拡大して窓のカーテンやフローリングの模様など細かい部分を作りました。
また、小物などは、以前からちまちま作っていたドット絵を素材にしたり、新規で作ったものを店内マップに配置しました。
店内にいる人物は、ハーブの妖精・ドクダミちゃんを初めとした異世界─ MUTOYS島で出会った仲間たちをモデルにしたのですが、学級日誌「セクレタリ」ではまだ未登場の色草の妖精・いろはちゃん、ドラゴン少女・ラヴァンドラをフライングで登場させてしまいました。
(彼女たちについては、近日投稿の記事で改めて紹介することにします。)
112×112である程度ブラッシュアップが終わったら入り口を作って、ゲームのマップらしく黒い背景の上に店を配置しました。
何度か手直しをしつつ、納得のいく出来になったので、さくら卯月先輩のところへ作品を提出しました。
こうして迎えた文化祭当日。
私の作品も満を持して公開されました。
作品タイトル『いらっしゃい。何か買っていくかい?』
ゲームで買い物をした時によくみるセリフをそのままタイトルにしました。
お披露目された作品はどれも素晴らしく、作者のそれぞれの個性が出ていました。中でもこー先輩の作品は飛び抜けて綺麗で、ドット絵・GIF2作品合わせたいいね数はまさにトップでした。
素晴らしい作品群に刺激を受けた私は、これからもよりよい作品を作るべく精進していきたいです。
来年も頑張るぞ!
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よし!感想文やっと書き終わったー!
明日担任の歯車先生に提出しよう……Zzz
おしまい
SO2文化祭に投稿された作品は、こちらからご覧になれます。
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