ハロー、歯車木工店#29915です('ω')
「道」に関する調査の途中ですが、先に気になることがあったため、そちらの調査をしていました。
住民売り(NPC売り)についての仮説⑦(つれづれと、売れ行き変動周期考察編)
にて、たまに感じる時もあれば感じない時もある、「売れ行きの周期的変動」について、ライフサイクルによる街全体・販売競合範囲内の棚数の変動による来店確率及び商品選択確率変動の周期が関わっているのではないかと考察していましたが、その影響を実際に調べてみたいと思ったのです。
その調査結果を報告します。
目次
(1)調査方法
(2)結果
(3)考察
(4)終わりに
1 調査方法
棚数変動により発生しうる売れ行きの変動要因は2つあります。
(1)街全体の棚数が変動することによる競合棚数のシェア率変動による来店確率変動
(2)競合範囲内の棚数が変動することによる、来店確率変動及び商品選択確率変動
今回の調査は、競合棚リストを固定し、(1)の街全体での棚数変動のサイクルが来店確率にもたらす影響を調べることとしました。
方法は、APIにより、A街全体の棚数の変動を集計し、販売競合範囲の変動が少ないと考えられる立地で自分の5棚の売れ行きの変動を調べました。
API内では住民による購入成功しか記録されず、来店しても購入失敗した記録は残りません。また、公式からアクセス頻度が10分に1回と制限されているため、商品が複数回買われても、それが1度に買われた数なのか複数回購入された数なのかは調べることができません。とはいえ、無理な価格設定をしなければ購入失敗はそこまで頻度が高くなく、購入個数の振れが大きい品物を使わなければ、体感を感じられる程の影響があるかないかを調べるだけなら十分と考えました。
街全体の棚数が増加したら、自店の来店確率シェアが落ちて売上が下がるようなことになるか?という確認です。
2 結果
青線:街全体の棚置き数グラフ
オレンジ:APIから調べた自店の5棚合計の売れた個数
灰色:APIから調べた自店の5棚合計の購入回数(10分で1カウントのみ)
黄色:参考値として、お客さまの声から拾い上げた、購入失敗も含めた本当の来店回数。(14:12以降からのみ)
3 考察
まず、街全体の棚置き数は夜間の間は減少し、昼間には数が増えるライフサイクルが垣間見えます。概ね、オレンジの販売個数と黄色の実測来店回数には似たような傾向が見えることから、購入個数の振れが少ない(1回に1個ずつしか売れない価格帯)商品の売れた個数を来店回数の代用として使えそうです。(今回の調査では2~3個買いも発生してしまったためブレてますが)
街全体の棚数では最大値と最小値で概ね11%の差がありましたが、自店の売れ行きの変化には明確な傾向が見えませんでした。
理由を考えましたが、まず全ての店の店舗がお互いを競合範囲内に収めていないとして、街全体で棚数は最小値で244、最大で272です。これを自棚の調査時の競合棚数11で考えると、シェア率は4.5%→4.0%の変化でしかなく、このため来店確率がほとんど変動しなかったのではないかと考えました。実際には競合棚数でシェア分けするならもっと確率変動は小さくなるので尚更。
街全体の棚数の数字自体が大きいため、店舗の一斉引っ越し等の余程大きな全棚数の変動でも起きない限り、街のライフサイクルによる全棚数変動による来店確率への影響は極小さく、確率の揺れの中に溶けてしまうため、考慮しなくても良さそうです。
そうしますと、周期的な売れ行き変動は(2)の影響、販売競合範囲内にいる店の、ライフサイクルによる棚置き補充周期が、来店確率及び商品選択確率に対して周期的変動をもたらしている可能性の方が高いと考えられます。(よくよく考えると、規模的にはそっちの方が影響デカいって予想できるよなぁと後から思って反省)
特に棚を変えてないのに、売れる時間帯と売れない時間帯の周期性があると感じた場合は、周りの店舗を見渡してみると良いかも知れません。
4 終わりに
あくまでこれ→ 住民売り(NPC売り)についての仮説①(本編)を前提にした考察なので、元々の仮説が間違っていたら根本から違うということです('ω')笑ってやってください。
今回の調査、あんまり意味がないように見えて、実は、街全体の棚数変動の影響はあまり考慮する必要がないと分かっただけでも結構嬉しいです。
仮説上、ここの影響は発生しうる、考慮しなければならないと考えていたので、それが無視できる程度に小さいならば販売競合範囲内の環境だけを考慮すれば良いし、その結果は販売競合範囲内の環境の変化による結果である、ということが説明しやすくなるので、調査がやりやすくなります。
そんなこんなで今回はこれにて。('ω')ノバイバイ
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