色草
特徴的な色をした葉っぱを付ける草だね。いわゆる「多肉植物」で、分厚い葉っぱの部分に水分と色素をため込むんだって。だから葉っぱの部分は触るとぐにぐにしてるよ。
こんな派手な色をしているのには理由があって、葉っぱを病気や枯れたものに見せることで動物たちに食べられないようにしているんだって!これが植物の進化!…ってやつなのかな?
ちなみに葉っぱの部分は肉厚で食べられそうに見えるけど、そのままだと青臭くて食べれたもんじゃないね…毒とかは無いから、顔料に加工されたものは料理の色付けには使われるみたい。
色草の汁は絞ったものを乾燥させて顔料に利用されるけど、布とかについちゃうと全然色が取れなくなっちゃうから、採取や加工するときは注意しなきゃね!
エア・R・ライター
採取道具:地図 (布類に草の汁がつくと色が取れないため素手で採る事)
採取場所:草原地帯(効率高)、森林地帯
用途:顔料(一部料理)
特徴的な色の汁を葉っぱに貯える多肉植物。この島では数少ない食用・薬用に向かない植物で、非常に用途が限定されている。主に特徴的な葉っぱの汁を絞り乾燥させて顔料として利用する。
汁の採取方法は単純で、布袋に入れた色草を石でもみながら擦り潰す、もしくは予め乳鉢などですり潰した物を布袋で絞りとる。後者の方法の方が手間はかかる分、量・質ともに良くなるようだ。
かつては顔料の原材料として高い需要を持っていたようだが、色石から顔料が作成されるようになると、コスト面で負ける色草の価値はどんどん下がっていったようだ。需要の少なさとそれによる低価格化を学ぶためのモデル商品とも言えるだろう。
一方で、動物の捕食対象となりにくい性質上、放置していると他の植物の繁殖を妨げる為、駆除されたものが市場で投げ売りされることも多い。その為、倉庫に余裕のある新米店主などにとっては狙い目の商品ともいえるだろう。
アイラ・L・ライター
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