本研究のレジメ
・商品には成果数UP条件がない場合、最大成果数nは固定値
・1回の屋内作業に対する成果数判定は、二項分布に従う
例えば細工師Lv9では、
鋼鉄の杖は、n=20、p=0.90の二項分布に従う。
ブラッディウムロッドは、n=20、p=0.60の二項分布に従う。
・「成果量に対する乱数幅」は設定されていないことを確認
はじめに
「鉄杖は孤高になったら20本固定なのに、鋼鉄の杖は18本固定にならないのはなぜ?」
「ブラッディウムロッドの成果数ばらつき大きいけれどなぜ?」
「難易度に応じて乱数でも設定されているののか?」
そんな疑問から、1回作業の成果数を各杖200回データ収集して整理致しました。
成果数平均値
伝説(Lv10)における各200回の成果数平均値は以下の表の通りです。
アダ杖以外は孤高(Lv9)で成果数は最大となります。
商品名 | 鉄の杖 | 鋼鉄の杖 | ミス杖 | オリ杖 | 血杖 | アダ杖(Lv10) |
成果数平均値 | 20(固定) | 18.05 | 15.90 | 13.93 | 11.94 | 6.76 |
分散 | 0 | 1.90 | 3.23 | 4.07 | 4.99 | 4.16 |
一つ上の材料になるごとに成果数が小さくなります。これは理解しやすいですが、一方、血杖がアダ杖より分散が大きくなっています。
難易度にともなって乱数が大きくなるのではないのでしょうか?
成果数グラフ
上記の疑問を解決するためにグラフとして整理しました。
鉄の杖は孤高では20本/1回確定であるため、表記していません。
ここでグラフからいくつか読み取れることがあります。
・グラフ中央血杖のばらつきが大きいこと。
・鋼鉄の杖が成果数20で頭打ちすること。
これはそう、二項分布ですね(高校で習います)。
頻度から確率に変えて、成果数を20固定として成功率を変えた確率質量関数と並べてみました。
鋼鉄の杖であれば、成功率90%で成果数分20回成否判定が入るという条件です。
有意な相関があり、1回作業の成果数は二項分布に従うことは明らかですね!
特定の作業が孤高になると成果数固定になるのも、この方法なら同じ式で表現できます!
今後の展望
・レシピ毎に最大成果数nと成功率pが個々に与えられているため調査中
・野外作業の「もっふもふもっふもふ」と「ハード乳搾り」で乱数の幅が極端に異なるため検証中
・続報はまたいつか。
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