※この記事はレシピ開発に関するネタバレを含んでいる可能性があります。自力で謎を解き明かしたい方は読まない方がいいかも。
はじめに
どうもこんにちは、こんばんは。
バトル街で陶芸家として活動してます、パルカドットと申します。
今回、レシピ品の住民売り価格を求める式として辻褄が合いそうなものが出来たので、その式について投稿したくてセクレタリに参上しました。どうぞよろしくお願いします。
◆レシピ品の住民評価額計算式
[式1]
レシピ品の住民評価額 =
(道具の住民評価額×数量×破損率 + 材料の住民評価額×数量 + 作業による付加価値)÷ 成果数量最大値
レシピ品の住民売り価格を求めるために考えたのが上記の式です。一つずつ説明していきたいと思います。
まず、『住民評価額』についてです。住民評価額は住民が考える商品の価値です。住民はどんな価格をつけても周りの条件によっては買ってくれますが(お財布上限の範囲内で)、「この商品はこれくらいの価値だな」と基準にしている価格があると考えます。これを住民評価額と呼ぶことにしました。内部価値という言葉が使われることがありますが、これに近い単語です。そして、住民評価額が住民売り価格の平均値と同程度になっていると(いいなと)考えます。
次に、作業による付加価値ですが、その名の通り作業することによって付与された価値のことです。詳しくは次項で説明します。
最後に、成果数量最大値です。これはある作業を行った時に最大効率の条件を満たした状態で得られる成果数量のことです。難易度が一般的のレシピなら成功率アップ条件の職種がLV9で行った作業の成果数量のこと、また、屋外作業なら店舗の周囲9×9マスの範囲が必要な資源で満たされている状態で行った作業の成果数量のことです。
計算式の使い方については最後の項で説明します。
◆作業による付加価値
レシピを開発したり、いくつかレシピを作業しているうちに、レシピ品の販売価格には材料のパワー以外のものが含まれているのではと思い、販売実験をしました。その結果、下記の表のような付加価値が与えられるというデータが得られました。
残念ながら実験中はセクレタリに記事を投稿する予定が無かったので、ここに載せられるようなデータを残していません。説得力が無くてすいません💦
実験方法は以下の通りでした。紙束とペンとが道具や材料の作家レシピをいくつか用意します。実験対象品以外の棚置き品は価格を固定して、実験対象品を一種類ずつ販売し、販売スピードが時間あたり2~4個になる価格を探しました。そして、計算式を使って付加価値を逆算しました。(興味のある方は試して見てください。他力本願(。・・))
2時間と4時間のレシピはどのレベルで成果数量が最大になるかがはっきりしていないので表の付加価値は予想値です。
2月25日の国王の演説アップデートでレシピ品が弱体化した原因はこの付加価値が半減したからだと考えています。
アップデート後 | |
作業時間 | 付加価値 |
簡単(30分) | 2500G |
一般的(1時間) | 5000G |
難しい(2時間) | 10000G(予想) |
熟練者でも難しい(4時間) | 20000G(予想) |
アップデート前 | |
作業時間 | 付加価値 |
簡単(30分) | 5000G |
一般的(1時間) | 10000G |
難しい(2時間) | 20000G(予想) |
熟練者でも難しい(4時間) | 40000G(予想) |
●同じ材料を大量に入れるとパワーが出ない気がする件
一種類の材料を1つだけ入れて作ったレシピと大量に入れて作ったレシピでは、後者は思ったよりパワーが出ないという印象を持つという話を聞いたことがあります。この現象の原因はこういうことでは無いでしょうか?
レシピのパワーは材料の価値と作業による付加価値が合わさったものだとします。(式1が成り立っているとする)そうすると、3000Gの価値を持つ材料を1個入れて作った、成果数量が1、難易度が一般的のレシピのパワーは図Aのように表されます。ここで、付加価値という概念がないとして図を見ると、矢印で示したように8000G全てが材料のパワーと考えてしまうことになります。
この考えのまま材料を2個使ったレシピのパワーについて考えると図Bのように16000Gのレシピが出来ると考えてしまいますが、実際は付加価値は一作業につき5000Gなので図Cのようになり、出来上がるレシピのパワーは11000Gとなります。
この図Bと図Cのパワーの差が材料を重ねるとパワーが出ないという考えに至る原因ではないかと思います。材料を1種類使ったレシピや材料の個数が2個のレシピは実際には作れませんが、説明をわかりやすくするためということでご容赦ください。(複雑な図形を描くことを諦めました(*゚ロ゚))
◆計算式の使い方
[式1]
レシピ品の住民評価額 =
(道具の住民評価額×数量×破損率 + 材料の住民評価額×数量 + 作業による付加価値)÷ 成果数量最大値
では、[式1]の使い方について、レシピ『サボテンの砂糖漬け』を開発することにして説明します。
商品名:サボテンの砂糖漬け
成果数量:大量
作業難易度:簡単
道具:包丁1
材料:サボテン25,砂糖水25
式に必要な数値を代入して計算していきます。ここがポイントなのですが、道具と材料の住民評価額にはレポートや市場情報さんのグラフを利用して住民売り価格の平均値を割り出し使用します。ざっくり目測でグラフの振れ幅の上限と下限を確認して、平均値はこのくらいかなという出し方で問題ないです。
このレポートや市場情報を利用する方法ですが、原料など住民より業者へ販売される量が多い商品は業者向けに置いてある価格に引っ張られて住民売りの平均値が安く出る傾向があるので、平均値に少し上乗せした数値を使うか、計算結果として安めの値が出ることを承知しておいてください。
あと、気を付けたいのは数値を確認する期間です。2月25日からのアップデートで公式品のパワーも変化しているようなので、レポートやグラフを見る際はアップデート以降のものを主に確認するようにしてください。
そして、そもそも流通量が少ない商品に関してはレポートや市場情報の数値が参考にならないので別の方法を使います。それは材料に使いたい商品を住民売りしてみる方法です。出来上がったレシピ品が売れて欲しいスピードと同程度のスピードで売れる価格を探し、それを住民評価額として計算に使います。
これらを踏まえて、今回の計算で使う住民評価額の数値は下記の通りです。
包丁 1250G
サボテン 300G
砂糖水 350G
作業難易度が簡単なので付加価値は2500G、簡単大量の成果数量の幅が10~30くらいとされているので10,20,30の3パターン計算してみましょう。
(1250×1×0.1+300×25+350×25+2500)÷10=1887.5
(1250×1×0.1+300×25+350×25+2500)÷20=943.75
(1250×1×0.1+300×25+350×25+2500)÷30=629.17
成果数量が10だったとしても住民のお財布上限は越えないので安心ですね。単価が安いと思えば、材料を増やして調整すればよいというわけです。
さてここで問題になるのが、道具や材料として使いたい商品の住民評価額がお財布上限を超えると予想される場合です。この場合、レポートや市場情報、実際に販売してみる方法で住民評価額が確認出来ません。そこで別の方法を使います。
一つは既存のレシピ品の販売価格から逆算して求める方法です。レシピ品の住民評価額がわかれば、計算式をつかって材料の住民評価額を求めることが出来ます。
もう一つは一度レシピ開発してみる方法です。既存のレシピ品の中に参考になりそうな品がなければ、材料の価値を希釈できるような設計のレシピを作って販売し、レシピ品の住民評価額を調べ、そこから計算式で逆算して材料にしたい高額品の住民評価額を求めます。
このようにして、レシピの住民売り単価の概算を出すことでだいたい狙った単価のレシピが作れたり(最終的には成果数量のガチャですが)、赤字レシピを回避したり出来るので開発ボタンを押す前に計算してみることをオススメします。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございます。説明が穴だらけな気はしますが、式は意外と使えると思うので試してみてね。こうやって記事として投稿出来てすっきりしました。信じるか信じないかはあなた次第です!m9( ゚ω゚) ズビシッ!(都市伝説風)
それでは良きレシピライフ、良きSO2ライフを。((((((‥)(: )(¨)( :)(*‥)ノシ
参考にした記事→→→
・低経験値レシピのススメ
・レシピのいろは【赤坂版】
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