ハロー、歯車木工店#29915です('ω')
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
さて、強いレシピ作りを目指す界隈では、前から「レシピの内部価値には上限値がある」という噂がありました。そして最近某氏がレシピ作成でやはり上限があると言われていたので、調べてみることにしました。
2022/2/10追記(注)当初、一般難易度の付加価値倍率を1.75倍として計算していましたが、後から固定価値の存在が見つかり、倍率は1.5倍前後の推定となりましたので、記事を修正しました。
結論:レシピにおける価値の上限値とは、材料ごとや材料の合計内部価値量に対する上限ではなく、成果物1つあたりの内部価値量に対して制限があると考えられる。(公式品を基準とすると300万台あたりに上限がありそう)
2022/5/4追記:レシピ成果物1つあたりの価値上限は、難易度(簡単・一般的・難しい・熟練者でも難しい)で変化せず、全て同じである可能性が高い。また、職種レベルでも価値上限は変わらない可能性が高い。
なので、上限値ギリギリを狙う時は成果量ガチャが重要になる。
1 まずはお試しレシピ
まず、レシピの上限突破させるにあたりレシピ#ミミ星人の技術書(#7352)を使うことにしました。
他の方の調査内容あるので詳細は省きますが、レシピ#ミミ星人の技術書はミスリルの杖3,000G基準で約84万G程の内部価値があるそうです。そして、難易度一般(1時間)は価値倍率が1.5倍だそうなので、まずミミ星人の技術書1冊を材料に使用してレシピを作った結果がこちら。
成果量① | 相対内部価値(RIV)② | 相対内部価値(RIV)総量 |
(1回作業×20回平均) | (対基準:@628) | ①×② |
13.85個/回 | 102,000~103,000G | 1,419,625G |
試算 | 98,556G | 1,377,600G |
という結果になりました。
は誤差ということで無視するとしてミミ星人の技術書をファンシーステッキ628G基準の91万Gとして成果品の相対内部価値と価値総量を試算すると
成果品:91万×1.5/13.85=98,556G
総量:91万×1.5=1,377,600G
になるので、試算に対して実測値は103%程であり、成果量調査が20回と粗いことの誤差も含めると、おおむね他の方の調査を元にした計算どおりの結果となりました。
2 上限突破レシピ
上記の試算が大体成り立つことを確認した上で、次に明らかに上限を突破しそうなレシピを作成し、その相対内部価値を調べました。
成果量① | 相対内部価値② | 相対内部価値総量 |
1回作業1回のみ | (対基準:@628) | ①×② |
3個 | 3,400,000~3,450,000G | 実測10,275,000G |
予想値 | 91万×50×1.5 | 予測68,250,000G |
ということで、予測値に対して相対内部価値は15%と、大幅に少なくなっておりました。
単純に「小さな水の杖」の材料50倍だから、価値の総量は7,000万近くになってもおかしくないのですが、大幅に価値が消滅しています。
なんで、何かしらレシピ作成においては内部価値の引継ぎに上限値があるようです。
ちょっとヒントになりそうなのはこちら。
こちら、200G基準にした時RIVが385万~390万あります。
6回作り直されたレシピなので、成果量ガチャで30~40個を狙ったとすると、成果物の総RIV量としては1憶を超え、「爆発した杖」よりも多いんじゃないかなと思います。(カテゴリ違いで基準品が揃っていないから間違っているかもしれませんが。)
そうすると、成果量で割る前の総RIV量の時点で一定額でカットが入るとしたら「爆発した杖」のようにこちらも大幅に価値削減の上で成果量が多いので大幅に価値が下がるんじゃないかなと思いましたが、そのまま反映されているあたり、成果物1つあたりの内部価値に対して上限内部価値が決まっている可能性の方が高いんじゃないかなと。
それであれば、上限突破レシピの総RIV量を変えても同じ成果物が得られると思うので、次はそれを実験してみようと思います。
今回は記録を兼ねてここまで('ω')それじゃ。
~以下1/2追記~
「爆発した杖」に対してミミ星人の技術書の数を25冊と半分にした「半壊した杖」を作成しました。
成果量① | 相対内部価値② | 相対内部価値総量 |
1回作業1回のみ | (対基準:@628) | ①×② |
3個 | 3,400,000~3,450,000G | 実測10,275,000G |
予想値 | 91万×25×1.5 | 予測34,125,000G |
こちら、材料の数は半分にしましたが、成果物のRIVの値は「爆発した杖」と同じ範囲に収まることが分かりました。そうすると、総RIV量に関わらず、成果量1つあたりのRIV値に上限値がある可能性が高まり、その値は628Gを基準とした時には340万付近にありそうです。
~以下2022/1/5追記~
「半壊した杖」の成果量大量バージョン「爆発しそうな水の杖」を作りました。
成果量① | 相対内部価値② | 相対内部価値総量 |
1回作業1回のみ | (対基準:@628) | ①×② |
26個 | 1,460,000~1,500,000G | 実測38,480,000G |
予想値 | 91万×25×1.5 | 予測34,125,000G |
成果量が上ぶれして実測が少し多くなったかもしれませんが、「半壊した杖」と同じ材料にも関わらず、こちらの成果量では想定される価値をそのまま引き継がせることができました。
これにより、レシピにおける価値の上限値とは、材料ごとや材料の合計内部価値量に対する上限ではなく、成果物1つあたりの内部価値量に対して制限があると考えられます。
~以下2022/5/4追記~
レシピ#ミミシルベ六代目((ファンシーステッキ)628Gを基準にした時の内部価値約300万G)を利用して、過剰に価値を盛った「簡単」「難しい」「熟練者でも難しい」のレシピを作り、価値上限を調べました。
結論として、全ての難易度のレシピで価値上限は340~345万G(ファンシーステッキ628G基準)の間となることが分かりました。また、熟練者でも難しい難易度レシピは木工師レベル13で作成しましたが、それでも上限が変わらないので、職種レベルは関係ない可能性があると思われます。
以下、作成したレシピ。(RIVはファンシーステッキ628G基準)
成果量 | 計算上想定される1つ辺り成果品価値量 | 実際の1つ辺り成果品RIV |
7本(1回作業) | 減衰含め約500万G位 | 340~345万G |
成果量 | 計算上想定される1つ辺り成果品価値量 | 実際の1つ辺り成果品RIV |
1.67本(3回作業平均) | 減衰含め約1,000万G | 340~345万G |
※減衰含めた想定の試算は簡単と一般的の事例を元に、元の倍率の約50%と設定
成果量 | 計算上想定される1つ辺り成果品価値量 | 実際の1つ辺り成果品RIV |
5本(1回作業) | 減衰含め約1,000万G | 340~345万G |
※減衰含めた想定の試算は簡単と一般的の事例を元に、元の倍率の約50%と設定
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