某便利屋です。卸売について、お話しします。
卸売について
まず、このゲームにおける卸売とは何かを考える必要があります。
生産者と消費者をつなぐ役割でしょうか。
しかし、輸送と作業のバランスが保たれている限り生産者と消費者が直接やり取りをするケースが多いため、割って入ることは容易ではありません。
そこで、生産者の価格と競えるだけの何らかの努力が必要になります。
卸売に必要な場所
輸送と作業のバランスが保たれていない、言い換えればやりたい作業があるが、そのために必要な商品を輸送で賄えていない店舗向けに手を打つ必要があります。
そのために必要なのは、島の端であることが最低条件となります。
島の中央は輸送が便利なため、また便利な場所に拠点を構えたい人が多く、街の中で賄えてしまうために卸売業者は不要になってしまいます。
そもそも、輸送と作業のバランスは保たれている場合が多いです。
できる作業をやる、その中でやりたい作業ができる環境を整えてあげて、のびのびとやりたいことをやってくれる店舗がいないと成り立ちません。
もし、お得意先ができたのなら感謝をしながら卸売生活を続けましょう。
卸売の目的
プレイスタイルは自由ですが、それでも目的というものは必要です。
では、何を目的にすればいいのでしょうか。
そのためにはまず、卸売の現状について知るべきでしょう。
卸売は利益がほぼ出ません。
どうして利益が出ないのか、それは輸送特化でなくても不自由しないほど輸送が便利だからです。
街の中でやり取りをすれば輸送時間なんて気になりません。
たとえ作業特化だとしても、同じ町の作業特化店舗から仕入れてしまえばいいのです。
そして、商品の競争力がないです。安売りできません。
卸売をすると分かっていて納品をしてくれる人はきっと少ないでしょう。
そうなると棚から購入することになります。
棚から買ったものを棚で売って利益が出るでしょうか?
たとえ相場に波があったとしても、大きな利益にはつながらないはずです。
卸売で利益を上げるためには販売税以上の価格を上乗せする必要があります。
販売税を乗せるので精いっぱいです。
もしかしたら、買値と売値が同じかもしれません。
それでも、購入できる価格の商品があるという信用を貰わなければ長くは続きません。
頑張りましょう。
そのうえで、目的としては次のようなものがあるでしょう。
・輸送や販売で稼ぎたい経験値がある
・その街で不自由しないほどの環境を提供して、店舗を増やし、街を豊かにしたい
・どんな手段を用いても1番になりたい
卸売のデメリット
1つだけ話さなければならないことがあります。
卸売は永遠ではありません。
まず、環境は日々変化していきます。
需要は変化しますので、対応していく必要があります。
また、卸売ができることが、輸送特化にすれば輸送に不自由しないことを物語っています。
運び屋は今後増えていくのかもしれません。
さらに、複数人が輸送枠を共有することで輸送特化と同等の輸送枠を、いや棚を見る目が増えただけこちらは不利になります。
一番深刻なのは、自分の作業を行うための商品を棚から買うことになり、生産コストが増えます。
注文で仕入れたものを売ったら、信用を失います。
少なくとも、難色を示す人は存在します。
卸売を続けるだけの信用を得るために、棚からの購入が増えました。
これらを乗り越えられなければ、撤退が選択肢になるかもしれません。
卸売の未来
お先真っ暗です。本当です。
本人の気合だけではどうにもならないことがあります。
まず、コミュニティが形成されたら最悪詰みます。
不便であるならば、バランスよく専業の店舗が組み合わさればいいのです。
そうなってしまうと、輸送の需要が減るだけでなく、バランスよく商品が並んでしまうので戦える商品がなくなります。さらに、街の中で安く取引されているならば卸売業者は撤退せざるを得ないでしょう。
また、街が増えるだけで輸送が便利になります。
街が増えるだけで近場の店舗が増えることになります。
輸送で不自由しなくなったら卸売業者なんて必要ありません。
最後に
いろいろ触れました。暗い話題が多かった気がします。
大事なことなのですが、他の店主の意思は尊重しましょう。
不便なところに卸売業者がいるのなら、便利になれば不必要になるのは当然。
自分一人のために他の店主がいるわけではないです。
何かを続けるのならば、それによって生まれるデメリットを受け入れましょう。
また、誰かの指示で動いていると感じたならば一度手を止めましょう。
他の店主の意思を大事にするように、自分の意思も大事にしましょう。
時間と言っても、輸送時間だけではありません。
現実の時間も提供していることを忘れずに。
それでは、うまく生活できるだけの選択をこなせるいい店主を目指しましょう。
コメント
コメントにはログインが必要です