ハロー、歯車木工店#29915です。
長くゲームをされている皆様は「レシピは屋外が強い」という話を聞いたことがあると思います。
売上額上位のレシピに砂屋外レシピが多用されていた(いる)ことは、知っている人も多いのではないでしょうか。
なぜ屋外レシピは強いのか、その謎を住民評価による相対内部価値(RIV)の測定の観点から調査しましたので、その結果をお知らせします。
{結果}
- 屋外レシピは採取範囲内の資源により成果量が変動するが、資源の影響による成果量の変動に関わらず、相対内部価値は変動しないことが分かった。
- 屋外レシピは成果量が最大成果量の約7割(資源量約7割)の時に、同条件屋内レシピの成果物と価値の総量が釣り合う。よって、成果量7割の時を基準に成果物の内部価値を算出している可能性がある。
- 成果量7割を基準としているためなのか、それ以上の成果量が得られる特化地形においては「成果量の増加」という形で余剰価値が生まれ、同条件屋内レシピよりも成果物の総RIV量は多くなった。
- そのため、屋外レシピを多段で使いまわして特化地形で作業を重ねることにより、時間付加価値だけでなく、余剰価値も重なることとなり、屋内レシピよりも少ない工程で原価と内部価値の乖離(利幅の大きいレシピ)を作ることができると考えられる。
⇒簡単に言うと、同条件のコストをかける場合でも、資源が十分豊富であれば屋外レシピは屋内レシピよりもより多くの余剰価値を無から生み出すことができると思われる。
1 調査方法
条件が同じ二つのレシピを作成した。異なる点は片方が屋内レシピ、片方は草資源の屋外レシピである。
各レシピの成果量は、下記の通りである。
成果量は各作業を1回ずつ×30回分を行い、30個のデータの平均である。
得られた成果物は下記の写真位置にて無競合下のRIV測定調査を行った。
基準商品は280Gとした。なお、流行の影響が無いタイミングで調査した。
↓RIV調査場所(右端の露天商)
↓屋外レシピの成果量調査地
(成果量が異なると考えられる2か所でそれぞれの成果量を調べ、各成果物について分離した上で個別にRIV調査を行った)
レシピ名 | 立地 |
水鏡の薬・外(ほぼ最適立地想定) | |
水鏡の薬・外(資源量半分程度想定) | |
2 調査データ
レシピ名 | 成果量 | RIV(G) | 相対価値総和(成果量×RIV) | 屋内に対する価値の総和比 |
水鏡の薬・内 | 23.87本/回 | 605(605<,<606) | 14,439 | - |
水鏡の薬・外・ほぼ最適立地 | 29.80本/回 | 710(710<,<711) | 21,158 | 1.465倍 |
水鏡の薬・外・不適立地 | 15.16本/回 | 710(710<,<711) | 10,768 | 0.746倍 |
RIVが710である水鏡の薬・外が水鏡の薬・内と同じ相対価値の総和になる時の成果量は
14,439÷710=20.34本/回
であり、これはほぼ最適立地条件の成果量に対して
20.34÷29.80=0.682
よって成果量(資源量)が最大成果量の約7割となる条件において、同条件屋内レシピと生み出す総価値量が同等となり、それ以上の資源量がある場合は成果量が増えることで余剰価値が発生していると考えられる
3 まとめ
成果量が資源により大きく影響されやすい一方で、今回の結果を見るに、強いレシピを作る上では屋外レシピはとても有用に思われる。
昔は土地開発が頻繁であったが、今は土地開発を急激に進めにくい環境であるため、昔より屋外レシピの強みは生かしやすくなっているのかも知れない。
今回はこの辺で。それでは('ω')
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