ケースともにセラミック。ベゼルはサンレイのように放射状に反射します。傷がつきにくいのも嬉しいですね。ガラスはぷくっと立ち上がっていて、Ref.765が作られていた1950年代頃のウォッチを彷彿とさせます。
1950年代初期に登場した、ブライトリングウォッチの一つ。フランス軍の航空局制式時計を目指して開発されたゆえに、「ブレゲ タイプXX」に非常によく似た容姿をしています。特徴的なのが、3時位置の積算計が15分であること。3分毎に夜光塗料でマークされ、星のように区切られています。コ・パイロット リエディションと名付けられた復刻モデル(Ref.AB0920131B1X1(AB0920) )も記憶に新しいところ。
Ref.765は手巻き、ヴィーナス178を採用しています。ヴィーナスは1960年代に倒産してしまったムーブメント会社ですが、そのまま治具と版権はバルジュー社に継承されています。こうして生まれたのがETAバルジュー7730→(中略)→そして名作Cal.7750。こうして連綿と受け継がれていくんですね。
搭載ムーブメントは「B04」。マニュファクチュールのB01(三針クロノグラフデイト)にGMT機能が加わったキャリバーになります。なので振動数やパワーリザーブなどの基本スペックは同じになります。でも巻き心地はこちらの方が良好!とても操作性が良いように思います。裏蓋には、真っ黒な航空機のシルエットが。
今週もよろしくお願いします!さて月曜日の一本目は、ブライトリングのスーパーアヴィ。名前の「モスキート ナイトファイター」というのはそのままで、夜に音もなく飛行する夜間戦闘機のことだそうです。
ブラックバード(SR-71)やブルーインパルス(航空自衛隊のアクロバットチーム)、みたいに特定の機体やモチーフがあって、そこからインスパイアされた…というわけではなさそう。航空界の黎明期を思い起こさせるような、緊張感のあるデザインですね。rasupakopiバックボーンもウォッチの楽しみの一つなので、パイロットウォッチ沼、是非ハマってください(笑)
同じくクロノグラフウォッチのポルトギーゼ(IWC)などとは対極にいるような、「ザ・男前!」な一本。サイズ感もさることながら、存在感がありますね。それでいて、ディティールに高級機然としたこだわりやリュクスを感じられます。結論カッコイイのひと言!ブティックでご覧になってみてくださいね。
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