ハロー、歯車木工店#29915です('ω')
前々回の記事、住民売り(NPC売り)についての仮説⑥(競合範囲検証事例②+新説急浮上編)
にて、販売競合範囲はチェビシェフ距離3以内の可能性が高いことが分かりました。
そこで、本当にチェビシェフ距離3なのかを確かめるため追加実験を行いましたので報告します。
(追記)2021年6月にさらなる調査を行い、距離3である可能性が高いことを再確認したため、こちらもどうぞ住民売り考察日記㉞競合範囲の再調査
目次
(1)追加事例その1
(2)追加事例その2
(3)失敗事例
(4)販売競合範囲が分かると調べられること
(5)終わりに
1 追加事例その1
実験環境
以前とは違う街、マップ端での実験です。自店舗の周りチェビシェフ距離3に店はなし。
棚や価格の環境に変化がないことを確認の上、チェビシェフ距離3(場所①)と4(場所②)の場所を交互に移動し、薬カテゴリを競合させました。
結果
ちょっと相手方のアイテムがやや強めだったため確率を奪い切れていませんが、売上0の期間を長く発生させることでチェビシェフ距離3の場所①においては時給換算でおおむね50~75%分の売上を減少させることができました。1回目の場所②において住民による短時間の爆買いがあったため、グラフが分かりにくくなったことからもう一往復しました。①においては競合し、②では概ね回復しております。
2 追加事例2
実験環境
次はまた別の街で、今度はチェビシェフ距離3(場所①)と4(場所②)の場所でアクセサリを競合させました。自店舗の周りチェビシェフ距離3に店はなし。
結果
シンプルに、チェビシェフ距離3(場所①)で競合を起こすことができました。チェビシェフ距離4(場所②)への移動で売上の回復が見られました。
以上、他の街でも再現性があることが分かったので、これまで調べた3事例より、チェビシェフ距離3が販売の直接競合範囲はほぼ確定で良いのではないかと、自分の中では思っています。
(もし自分でも実験して確かめたいという人がいましたら、この下の失敗事例及び【間接競合】が起きうる可能性に留意し、場所選びには十分ご注意ください。
3 失敗事例
番外編ですが、実験方法を盛大にミスった事例をご紹介します。
実験環境
対象店にアクセサリで競合を起こさせようとしました。
結果
はい、競合は起こせましたが、②に移動してもあんまり売上が回復しません。
異変に気が付いたのは、自分の棚が売れ過ぎていると感じたことでした。これ、以前に書いた住民売り(NPC売り)についての仮説③(競合範囲&ケース別考察編)でのブラックホール立地に近い形です。自店舗の周りに強いアイテムが無く、ほぼ高値置きか業者売りか空しかありません。互いに競合範囲内に店が収まっている場所では少しの棚数変動でもそれぞれの店ごとの棚競合リスト内に棚数増加をもたらすので比較的大きめの変動を起こす可能性があります(今回は周辺4店舗に+5ずつで20棚+自棚競合の16棚、計+36棚)。しかも、この実験を行った街は他街に比べると店が比較的均一に分散した配置となっています。つまり、一部で棚数の偏りが発生すると来店確率に変動が生じやすい可能性があります。
本来、極力除くべき来店頻度確率に変動を起こしうる立地に立ってしまったことから、競合棚リスト上の競合の影響が除かれても来店確率減少の影響は残り、明確な結果が出なかったのではないかと考えています。
実験失敗ということで自分が撤退した後は、売上は元気に回復しました。(撤退から回復までに少しラグがありますが、単純に確率が寄ったのか、別要因(他の場所の棚数変動による来店確率変動)が重なっていた可能性も捨てきれません)
原因は判然としませんでしたが、改めて、自分の店の立地にも気を付けないといけないと思いました
追伸2021-0619 後から見るとこの失敗事例の考察は我ながら無理があるなと思いました。5店舗程で来店確率をそこまで大きく変動は出来ないだろうという考えです。なので、この件については原因不明🙄
4販売競合範囲が分かると調べられること
これまでの実験から、自分の中ではチェビシェフ距離3でほぼ販売競合範囲は固まっています。自分と相手のアイテムのパワー差を予測して、立地を選べば意図的に狙ったアイテムに大体競合を起こせます。
(とは言っても、5枠使って1枠の簡単~一般アイテムの売上を5~9割削るのがやっとなので、そこまで商店街でカテゴリ被りしてなければ問題にはならない程度の競合だとは思いますが。)
販売競合範囲を理解することにより、
〇 競合を回避して効率的な物の売り方ができる。
〇 あえて競合に勝てる店を範囲内に多く入れることで、売上を向上させる。
等の積極的な商売が可能になると考えられます。
(そこまでして儲ける必要性が今のSO2にあるかは知りませんが)
また、販売競合範囲が確定することにより、
〇 道の効果の検証が可能となる。
〇 範囲内の店舗数(棚数)による来店頻度の変動の数値化
等の派生研究が、可能になると考えています。
5 終わりに
何度も繰り返しになりますがこの考察は全て個人の仮説を前提とした話であり、結果を断言できるものではない(確実に証明しきれない)ことをご承知おきください。(参考:住民売り(NPC売り)についての仮説①(本編)
屋外作業の範囲とかは、とても直接的に役に立つ情報ですが、販売競合範囲は分かったところで店だらけの商店街とかだともう棚多すぎて調べるのめんどくて役に立たないことも多いと思います。
でもまぁ、これまでどこまで周りを調べれば良かったのか分からなかったものに、ある程度ここまで調べれば良いという範囲が分かったので個人的には良かったです。
上で書いた派生研究を、今後は出来たらなと思っています。それでは、バイバイ('ω')ノ
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